フルセット攻める気持ちは最後まで マッチポイント制したスマッシュ

ID 6011583 更新日  2024年10月1日

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卓球

男子卓球新人大会個人決勝戦。会場に12台並べられた卓球台。でも試合が行われているのは6番台1台だけ。そして、そこに立っているのは五中2年生。会場にいる選手みんなが注目する中での最終戦です。どんな試合でも先取点、第1セットをとるのは大きなアドバンテージです。しかしながら、この試合では相手に2セット先取を許す苦しい展開。もう1セット失えば敗戦が決定。心理的には焦りも出て、追い詰められた状況です。もうミスは許されない。かといって守りに入ってしまえば、勝機が遠のく。そんな時どんな気持ちで彼はラケットを握っていたのでしょうか。これまでの練習や試合で積み上げてきた自分自身に対する信頼。開き直って、攻めに徹する覚悟。息づまるラリーの連続。高めた集中力で2セットを取り返した彼。そのままの流れで最終セットも制し、見事につかんだ勝利。優勝。ナイスゲームでした。