不運にも当たったヤマはひとつだけ 霜月に咲くハイビスカスかな
校門を入ったところの花壇にピンク色の蕾。何の花が咲くんだろうとネームプレートを見るとハイビスカス。ハイビスカスというと沖縄なんかの南国に咲いているイメージがありますが、こんなところにこんな時期でも咲くんですね。ちょっと驚き。冬の気配も感じられるようになってきた五月台の地に、少しの暖かさを・・・。花壇を世話してくれている用務員さんの気持ちが、そこにはあるのかもしれません。ん?ハイビスカスがいけるなら、デイゴやブーゲンビリアも気合を入れれば…さすがに無理か。
学校は今期末テスト中です。いつもにもまして静かな校内。テストなんだから当たり前でしょ!と言われるかもしれませんが、当たり前のことが当たり前にできるということは大切なことです。勉強が苦手な生徒にとってはテストの50分は、しんどい時間に違いありません。何かをきっかけに、「わかる」ことが増えていくと、教室で見える景色も変わっていくと思うのですが…。努力は必ず報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われることはない。そんな風に言われることがあります。これは残酷な言葉なのでしょうか。