冬の朝一人静かにコーヒーを (生徒保護者作品)

ID 6012072 更新日  2025年1月14日

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大相撲色紙と座布団

さっ中新春の句会2025、開催いたしました。2週間ほどの冬休み。いろいろ忙しくて俳句どころではないわ!という感じだったかもしれませんが、それでも生徒たち、たくさんの作品を投稿してくれました。今回は調子に乗って、よろしければご家族の方もどうぞ、としてしまったものですから、(まったく強制はしておりませんが)無理やり参加いただいた保護者のかたも・・・。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。20句ほどをいただきましたが、そんな中での表題の一句。まだ学校がある日でしょうか。子どもたちを送り出したあと、あるいはお仕事がお休みで子どもたちがまだ起きてこない時間帯、コーヒーを入れて、両手で持つカップのあたたかさを感じつつホッと一息。冬の朝の寒さといれたてのコーヒーのあたたかさが上手く対比されているように思います。一人で静かにコーヒーを飲みながらどんなことを考えているのか、そのへんは読み手によって様々なストーリーが展開されると思います。難しい言葉はつかわず、それでいて想像力の広がるステキな一句だと思いました。この他に傑作だったのは、親戚の愛犬の投句?もちろん犬語での作品なので意味は不明です。俳句づくりはちょっとしたことではありますが、そのちょっとしたことでほっこりとした時間をくださったみなさまに感謝です。生徒の入選作品は追って発表したします。