冴ゆる街丘の上からトランペット

ID 6012088 更新日  2025年1月17日

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防災学習

1月17日。阪神淡路大震災からちょうど30年。30年という区切りの年ということもあり、例年に比べてニュースでとりあげられることも多かったと思います。この日の早朝、もう20年以上も神戸の街を見下ろす丘で慰霊のトランペットを吹き続けている方がいるというニュースが印象的でした。もちもん、今の中学生たちは震災を実体験としては知る由もありません。私は当時市内の中学校に勤めておりましたが、自分の家や学校の凄惨な様子を思い出します。それまではこの阪神地区で大地震が起こるなんていうことは、全く想像もしていませんでした。しかし、それから30年の間に東日本大震災、熊本地震、記憶に新しい昨年1月1日の能登半島地震といったような大地震が度々発生しています。いつどこでそんなことが起こってもおかしくないともいえます。定期的な訓練もそうですが、もしもの時の準備や備えはやはり必要だと思います。毎年1月17日をそんなきっかけの日にしたい。

今日に合わせて新しい2年生の生徒会執行部のメンバーが、全校集会という形で防災学習をしてくれました。もしもの時は身近にある藻を役立てようということで、新聞紙を使った「防災スリッパ」の作り方を紹介してくれました。写真はその様子です。