8月の生活その15

ID 6009323 更新日  2023年8月30日

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えいっ!やー!みんなでスイカ割り!

地域の方が下さった、スイカ!今日は夏の風物詩でもある「スイカ割り」にぶどう組の子どもたちが挑戦です!

スイカと、棒と、目隠し用のタオル。一体何をするんだろう・・・?初めての子どもたちは、不安そうに先生が見本をしている様子を眺めます。

でも、そんな空気を打ち破るかのように、年長組の子どもたちが声を上げます。「やりたい!!」いつでも子どもたちは好奇心に溢れています。

せっかく目隠しをするんだから、その場で回って目を回そう!「1・2・3・・・」くるくるくる・・・何だかふらふら・・・見ている子たちは、友達の様子から、きっと目が回っているんだと感じ取ります。

「みんながどこにスイカがあるが教えてあげるんだよ」と声を掛けると「分かった!こっちだよ」「あっ!こっちじゃなくて・・・えっと右右!」「右ってどっちだっけー!!」「あっちだよ!違う!お箸いっつももってるじゃん!」「こっちか!」「そうそう!いや、もうちょっと下がって!後ろ!ちがう!そう!」子どもたちの掛け声も白熱していき、スイカを割る子も一生懸命応えようとします。

何人かが挑戦しますが、なかなかスイカには当たりません。そんな中、ついに!年長組の子がスイカに的中させます!本当に棒がスイカに当たるのかな?とみんな思っていたのでしょう。スイカに割れ目ができて本当に驚きましたね。

「ヒビが入ってる!もうちょっと!」ずっと見ていた一番年下の3歳児の子どもたちは目隠しをせずに、スイカに向かってえい!と棒を振ります。3歳の子どもたちが目隠しをしないことにみんな異論はありません。こうやって、それぞれの年齢に応じて体験をします。

始めは不安がっていた、子どもたちも「次やりたい!」「私も!」そんな勢いのある雰囲気に駆り立てられて、思わず体が動いていきます。そして、割れたスイカは本当にいい香り♪「食べたくなっちゃうな」「スイカの匂いだね~」ここでも体が思わず動きます。

スイカが数個あったので、何度も何度も楽しんでいると、ヒビを入れるのは、4,5歳の子どもたち、最後は3歳児の子どもたち。「〇〇ちゃんいけるよ!」「頼んだ!」「いけた!次〇〇くん行き!」いつの間にか役割ができていき、言われた子もそれに全力で応えようとします。

そうこうしていると、乳児クラスの子どもたちも歓声が聞こえてきたのか、保育室から外で出てきました。

乳児さんが見てくれている、パワーをもらい、スイカを割ります。

割れたスイカを遠いテラスから見ていたみんなに、子どもたちは、スイカを間近で見られるようにもっていく。

スイカ割りを通して、子どもたちのかかわりが自然と生まれます。スイカ割りだけで終わらないこの体験が次の体験へとつながっていくことでしょう。

みんな、楽しかったね!

 

目隠しをして、いざ!挑戦
目隠しをして、いざ!挑戦!
やったー!割れたー!!
やった-!割れたー!!拍手喝采!
すごーい!いい匂いだね♪
すごーい!いい匂いだね。
こ
乳児クラスの子どもたちもやってきましたよ。
ほら、みてごらん
ほら、みてごらん。