1月17日
たからづかシェイクアウト一斉訓練に参加しました



27年前の今日、1月17日に阪神、淡路大震災が起こりました。毎年、幼稚園では、地震の避難訓練と震災の集いを行います。今年は、宝塚市が「阪神、淡路大震災で被災した宝塚市は、時間の経過とともに震災体験の風化が進んでいます。震災を経験していない若い人たちを含め幅広い世代に、地震の恐ろしさと身を守る方法を啓発するために、市全域の企業、施設、学校園、自治会などと協働して一斉にシェイクアウト訓練を実施します」ということで、とても大切なことだと思い、本園も参加しました。
10時30分の緊急速報エリアメールを聞き、すぐに放送をかけ避難訓練を開始しました。地震が起きたときには「まず低く、頭を守り、動かない」ということと、「自分の大切な命を守るための練習なので、真剣に参加すること」を事前に子どもたちとも確認をし、訓練に臨みました。「怖いな」と言っている子どもがいいましたが、そう感じるほど真剣な姿勢をほめました。その後、揺れがおさまったいう想定で、外に逃げることにしました。逃げるときの約束「おはしも」(おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)をよく守って行動していました。
今日は、お隣の西山小学校も訓練をしました。合同訓練ということで、最後には、小学校の先生や校長先生のお話を園児も一緒に聞きました。訓練開始から10分以上たち、また寒かったのですが、子どもたちは静かに、真剣に話を聞いていました。
幼稚園に戻ってからは、震災の集いを行いました。どんなに大きな地震だったのかを、写真をみながら子どもたちに伝えました。そしてたくさんの方がなくなったことも伝え、みんなで黙祷をしました。今回たからづかしシェイクアウト一斉訓練に参加し、改めて、阪神、淡路大震災について語りついでいくことの大切さを感じました。ぜひ、ご家庭でも話をしていただき、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、大地震が襲ってきた際の行動や避難の仕方を話す機会にしていただけたらと思います。
