1月25日
お互いの思いを分かり合って遊んでいます



すみれ組は「たつのこたろう」のお話、もも組は「にじいろのさかな」のお話の世界で遊んでいます。身に着けるものや、必要な物を作り、よりそれぞれの世界に浸って楽しんでいます。
たつのこたろうには鬼が出てきます。鬼は、怖くて悪さをします。鬼になっている子どもは、足を大きくあげ、どしんどしんと歩き、「鬼だぞ」「野菜をだせ」など声色を変えて鬼を表現しています。その鬼になっている友達の思いを受け止めている、たろうやあやになって遊んでいる子どもは、「鬼がきた」「隠れて」と必死になって隠れます。にじいろのさかなは、海の世界です。ボールをあぶくに見立て、投げ合ったり、壊さないように運んだりして楽しんでいます。このように、お互いの思いを分かり合ったり、共通のイメージをもったりして遊ぶからこそ、遊びはどんどん楽しくなっていきます。
写真のように、隠れていても実際は見えています。初めは「見えてるで」という子どももいますが、遊びながら、情景を友達と一緒に膨らませたり、なりきって表現したりすること、そして何より「強い、怖い鬼を表現しているんだ」という思いや、「見つからないように必死に隠れているんだ」という思いなど、友達の思いを感じ取り合うことで、「見えてる」とは言わなくなり楽しむようになります。これからも、互いの思いを感じ合ったり、考え合ったりすることを大切にしていきたいと思います。
様々に表現して遊んでいます
子どもたちは、身体や言葉をつかっての表現だけでなはく、画用紙で作ったり、絵を描いたりなど、様々に表現して楽しんでいます。様々な表現方法をしることで、より豊かに、自分の思いや考えを周りの人に伝えられるようになってほしいと願っています。