リレーをしよう！

楽しみにしていたリレーをすることになりました。

みんなやる気満々で、園庭に出ると、勢いよく走り出しました。

みんなで走ると、狭くて転んでしまう子どもの姿が…。スムーズに走ることができた子どもたちは「みんなで走るの楽しい！」と話しますが、転んでしまった子どもが、「みんなで走ったら狭くて危ないやん！転んじゃうよ…」と思いを伝ました。友達の話を聞くと、「そっか、それなら一人ずつがいいな」と、チームで一人ずつ走ることになりました。

走り始めると、楽しくて終わりがありません。1回だけでなく、4回走った子どももいました。そこで、「どうなったら終わりなの？」と教師が問い掛けると、「先生が終わりって言ったら」「去年も最後に先生が終わりって言ってたで」など話します。子どもたちの思いを受けて、みんなでどうなったら終わりかを考え合いました。すると、「一人5回走ったら終わり！」「5回は多いよー」「3回にしようよ」「2回がいい、だって疲れちゃうもん」と、いろいろな意見が出てきました。疲れてしまうという友達の意見から、まずは一人2回走ったら終わりにしようということになりました。これからも、子どもたちと必要なルールを考え合いながらリレーの遊びを進めていきたいと思います。