平成28(2016)年12月号 自動翻訳機能対応テキスト版(2面から5面)

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ID番号 1018166 更新日  2016年12月12日

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特集(2面から5面)

※市外局番の記載のないものは(0797)です。

【2~5面】


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<特集>湯のまち宝塚 今昔物語
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<FM宝塚83.5メガヘルツ>取材で体験した内容や温泉情報などを市職員が出演してご紹介します。12月8日(木曜日)10時半~11時

街なかにありながらも、武庫川の美しい流れを眺めながらくつろぐことのできる宝塚温泉。電車に揺られて少し足を延ばせば、大自然に囲まれた別世界を満喫できる武田尾温泉。古くから親しまれている2つの温泉は、今も私たちに癒しを与えてくれます。
宝塚のまちの“たから”である“温泉”で、くつろぎの時間を過ごしてみませんか。

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まちの発展とにぎわいは温泉の歴史とともに―。
宝塚温泉
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◎誕生
宝塚温泉の歴史は、藤原光経が貞応2(1223)年に「をはやし(小林)といふ所にゆあ(湯浴)む」と記していることから、鎌倉時代までさかのぼる可能性があります。また、室町時代には武庫川右岸の柳の木の下に「酸(す)い水と鹹(から)い水」が湧いていて、それで湯浴みをすれば病が癒えると「塩尾寺(えんぺいじ)縁起」に記されています。
そして、宝塚温泉の開発は明治時代、岡田竹四郎と小佐治豊三郎(現在は廃業した老舗旅館 分銅屋の創始者)らが、飲料・浴用ともに優れている鉱泉であることを発見したことに始まり、明治20(1887)年、最初の温泉場が誕生します。
◎発展
その後、経営難や武庫川の氾濫による温泉場の流失などの危機に見舞われましたが、明治30(1897)年に阪鶴鉄道(現在のJR福知山線)が、明治43(1910)年に箕面有馬電気軌道(現在の阪急宝塚線)が開通して宝塚駅が開設されたこともあり、入浴客が増加して旅館や料亭、土産物屋が並ぶ温泉街として発展していきます。
◎新・旧宝塚温泉
同じころ、対岸の川沿い(武庫川左岸)は美しい松原が続く河原でしたが、明治44(1911)年には小林一三の手により大理石の大浴場が開かれ、旧来の温泉街に対して「宝塚新温泉」と呼ばれるようになります。大正時代には武庫川をはさんだ新・旧2つの温泉は互いに競争しながら発展していきました。
旧温泉の入浴客数は昭和11(1936)年には年間29万8000人となり、新温泉側の入場者数は宝塚大劇場や宝塚ルナパークの竣工を経て昭和17(1942)年には過去最高の188万人に達しました。その後、第2次世界大戦が始まり、新温泉の施設が海軍に接収されるなど、温泉街は徐々に衰退していきます。
◎その後
戦後、宝塚温泉は手軽な温泉場として多くの観光客を集め、昭和40年代には武庫川の両岸に60軒を超える宿泊施設が建ち並び、大阪万国博覧会が開かれた昭和45(1970)年には約133万人が宿泊しました。その後、温泉街は住宅地へと変貌。現在では、JR・阪急宝塚駅すぐの「ホテル若水」「宝塚ワシントンホテル」「ナチュールスパ宝塚」で宝塚温泉を楽しむことができます。
監修:宝塚市大使 田辺眞人


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宝塚温泉の間欠泉があった!?
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現在の「ホテル若水」の敷地内には宝塚温泉の泉源があり、平成7(1995)年ごろまで垂直に噴き出していました。宝塚温泉最初の温泉場はここに誕生しました。

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宝塚にも芸妓が存在した!?
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昭和初期の旧温泉街には旅館や料亭、芸妓置屋などが並び、阪神間の奥座敷として発展が続きました。第2次世界大戦後、温泉街は順調に復興し、昭和33(1958)年に開催された「温泉まつり」では芸妓たちが山車(だし)を引いて市内を練り歩きました。

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〈体験レポート〉ホテル若水
(湯本町9-25 電話番号 86・0151)
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今年で創業65周年を迎えた「ホテル若水」。温かい色の光が窓からこぼれる幻想的な建物を対岸から見つめながら、「あそこから眺める景色はどんなにきれいだろうか」と憧れる存在でした。今回、そんな素敵なお宿で宿泊体験をさせていただきました!!

◎部屋から眺める絶景
案内されたお部屋「撫子(なでしこ)」は窓いっぱいに宝塚の街なみが広がる絶景!! ほとんどのお部屋が武庫川に面しており、景色を楽しめるとのこと。朝夕の景色を写真におさめたいと思い、シャッターを切りました。
夜は、神戸の夜景にも負けず劣らずの美しさ。住宅街の明かりが光り輝き、車のライトさえ幻想的に見える街なかならではの光景でした。朝は河川敷でのラジオ体操や宝来橋を行き交う通勤・通学の流れを眺めながらゆったりとした時間を過ごしました。

◎趣向が凝らされた館内
館内にはびっくりするほど大きな錦鯉が泳いでいたり、いたるところに「水琴(みずごと)」が置かれて心地よい水音が響くなど、粋な趣向が凝らされていました。宿泊プランによって色浴衣を選べる女性にうれしい特典も。

◎温泉で心も体も癒されて
武庫川を見下ろす絶景の露天風呂は最上階にあります。女湯の内湯には“木曽ヒノキ玉”という大きな木の塊がどんぶらこと浮かび、さわやかな木の香りを漂わせていました。ひんやりとした空気に心地よい温もりが眠りを誘う夜のお風呂と、さわやかな空気で一日の英気を養うことのできる朝のお風呂。宿泊の際はどちらも堪能することをお忘れなく!! また、女性向けにはバラを浮かべた優雅なお風呂(月・土曜16時~24時)も楽しめます。

◎優しいおもてなしと料理に舌つづみ
夕食はお部屋で季節感たっぷりの日本料理。仲居さんが丁寧に説明しながら配膳してくれるのに恐縮です。この季節ならではの「松茸土びんむし」や「神戸牛の鉄板焼き」が並びました。朝食は日本料理レストラン「山茶花(さざんか)」で、白米の美味しさを際立たせるさまざまなご飯のお共と、豆乳を使った人気の「手造り豆腐」など体に優しい品々が並び、癒しのひとときでした。

◆宿泊(1泊2食付き)2万1600円(税込)~
◆昼食(温泉入浴付き)3780円(税込)~

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宝塚ワシントンホテル
(栄町2丁目2-2 電話番号 87・1771)
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「シャンゼリゼ」の洋食や「島家」の日本料理、レストランバー「ガスライト」など、利用目的に合わせて選べる3つのレストランや眺望温泉を楽しむことができます。ビジネスやレジャーなど、さまざまなシーンに合わせて利用することができるホテルです。

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ナチュールスパ宝塚
(湯本町9-33 電話番号 84・7993)
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宝塚温泉を源泉とした金宝泉・銀宝泉という温泉があり、金宝泉を楽しめるのはここだけ。昭和24(1949)年には作家の三島由紀夫がこの場所にあった旅館「水明館」に滞在したと伝えられています。
武庫川を眺めながらのフィットネスのほか、岩盤浴やエステ、ボディケアも充実しており、「健康と美容」をコンセプトに気軽に利用できる施設です。
また、駐車場入口左手には「市民給湯場」と呼ばれる小さなスペースがあり、窓口に声をかけて200円を支払うと20リットルの温泉(約10倍に薄めて使用)を持ち帰ることができます。


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大自然に囲まれた秘境への小旅行―。
武田尾温泉
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武田尾温泉は、江戸時代に豊臣方の落ち武者だった名塩村(西宮市)の武田尾直蔵が薪を取りに山に入って発見したと伝えられています。明治32(1899)年に阪鶴鉄道が開通して武田尾駅が開設されると、交通が著しく便利になり、訪れる人も多くなりました。今回、宝塚市域に1軒ある温泉宿「紅葉舘 別庭あざれ」をご紹介します。

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〈体験レポート〉紅葉舘 別庭あざれ
(玉瀬字イヅリハ1-47 電話番号 91・0131)
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JR宝塚駅から最寄りの武田尾駅まで電車に揺られて約8分。無人の駅に降り立ち5分ほど歩くと、大自然の中にひっそりと佇むのが「武田尾温泉 紅葉舘 別庭あざれ」です。山小屋をイメージしたようなロビーから雄大な山々を眺めることができるお宿で今回、宿泊体験をさせていただきました!!

◎豪華な日本料理を堪能
食事は和食料理の鉄人 神田川俊郎さんがプロデュースする「茶寮『心』Shin」の個室で、窓に広がる自然を眺めながら旬の食材を生かした品々が頂けます。通常は一品ずつ出てくるところ、撮影のため全て出して頂きました。料理長の熱い視線を感じ緊張しながら撮影に奮闘。柿に丹波黒枝豆、太刀魚、松茸…と、季節感たっぷりの豪華さが伝わる写真になっているでしょうか。

◎源泉かけ流し温泉を心ゆくまで
秘密の小道のような、黒い板で仕切られた通路を抜けて案内されたお部屋「しゃくなげ」は、和洋折衷の内装でベランダつき、2階部分が半露天風呂になっている素敵なお部屋でした。大浴場はもちろん、離れタイプのお部屋全室に半露天風呂がついているのも驚きです。窓を開ければ美しい山々が見渡せます。丸い陶器の湯船に温泉をはるにはボタンひとつで40分!! かけ流しで入浴もできるという贅沢なお風呂を独り占め。聞こえるのは武庫川の力強い流れと木々のざわめき、列車の音…。夜はもの寂しさを感じながら星空を眺め、朝は鮮やかな木々の緑に心が洗われながら大自然に囲まれた温泉につかることができます。お部屋の日帰り利用もできるなど利用方法はさまざまです。

◎年中楽しめるお宿
「紅葉舘 別庭あざれ」の名前は、フランス語で春の花「山つつじ」を意味する「あざれ」と、秋の「紅葉」とを組み合わせ、“年中楽しめる”という意を込めたもの。取材時は葉が緑から赤や黄に色鮮やかに染まる時期でしたが、春には桜や山つつじが咲き誇るとのこと。美しく四季を彩る武田尾温泉に足を運んでみては?

◆宿泊(食事は別料金) 1万3000円(税込)~
◆日帰り入浴(11時~15時) 1800円(税込)

〈Interview〉総支配人 松本富子さん
「春には桜や山つつじ、初夏には新緑や蛍、秋には紅葉…。武田尾は本当に自然が素晴らしい場所です」と語ってくれるのは、「紅葉舘 別庭あざれ」の総支配人で、日本文化を広める「日本旅館国際女将会」の一員としても活躍する松本富子さん。
同宿は、明治26(1893)年に創業した老舗旅館でしたが、平成16(2004)年の10月に猛威を振るった台風の影響で武庫川が氾濫し、建物が浸水。一時は旅館をやめることも考えましたが、再開を気にかける声やたくさんのエールをもらい、再開を決意したと言います。再開にあたり、ボーリング調査を行ったところ、以前より良質で日本国内でも珍しい“療養泉”という温泉が湧き出ていることが分かりました。4年をかけて改修し、平成20(2008)年12月、新しいスタートを切りました。
「先日もご年配の宿泊客の方が杖を忘れて帰られて…。『チェックインの時は体がしんどかったが、湯につかって体が楽になり忘れてしまった』とのうれしい言葉をいただきました」と話す松本さん。「宝塚は『歌劇』や『手塚』のまちですが、『湯』のまちでもあります。皆さんにはぜひ武田尾の四季折々の風景やきれいな空気に包まれながら、温泉を満喫しに来ていただけたらと思います。武田尾温泉は『飲むのも良し、湯につかるのも良し』のとても良い温泉です。無料の足湯もありますので、ぜひいらしてください」と語りました。

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ハイキングに出かけよう
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旧JR福知山線の廃線跡(生瀬~武田尾駅)のうち、立ち入りが禁止されていた区間(主に西宮市域)での安全対策工事が完了し、11月15日から一般開放されています。雄大な自然や希少な植物を見ながらハイキングはいかがですか。宝塚市では、市民ガイド「宝塚観光ガイド夢さがし隊」によるハイキングツアーを開催しています。JR武田尾駅から桜の園まで歩き、折り返してくる約3キロメートルのアップダウンの少ないコースで、ハイキングの後は「武田尾温泉 紅葉舘 別庭あざれ」で季節感たっぷりの食事や天然温泉の足湯で疲れを癒すことができます。春と秋を中心に年に数回開催しており、広報誌などで開催案内をしています。

▽JR武田尾駅に集合
▽枕木の残る廃線跡を歩いて第三・第二長尾山トンネルを抜けます。懐中電灯を忘れずに!!
▽桜の園「亦楽山荘(えきらくさんそう)」で折り返し
▽ゴールは「武田尾温泉 紅葉舘 別庭あざれ」。昼食の後、天然温泉の足湯にダリア(季節によって異なります、ツアーのみ)を浮かべて疲れを癒します。

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ご家庭でも宝塚温泉気分を味わってみませんか?
市国際観光協会(電話番号 77・2012 ファクス番号 74・9002、観光企画課内)
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宝塚温泉の特長を生かした温泉ミスト「宝塚すみれミスト」と入浴剤「宝塚の湯」・「乙女の湯」を販売しています。いずれもホテル若水、宝塚ワシントンホテル、ナチュールスパ宝塚、市国際観光協会などで販売しています。
◎宝塚すみれミスト
宝塚温泉の源泉を使用し、お肌に潤いを与え、みずみずしくしなやかな肌に整えます。宝塚ならではのすみれの香りが特徴です。1500円(税込)
◎宝塚温泉 入浴剤
金宝泉の泉質を忠実に再現した「宝塚の湯」と、銀宝泉の泉質に市花の「すみれ」をイメージした色合いとフローラルの香りを加えた「乙女の湯」の2種類です。各150円(税込)

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〈プレゼント企画〉
抽選で温泉の宿泊券、入浴券が当たる!!
この機会にぜひ宝塚の温泉に足を運んでみませんか? [ID 1018132]
広報課(電話番号 77・2002 ファクス番号 74・6903)
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【宝塚温泉コース】
(1)「ホテル若水」宿泊券(1泊2食付き)ペア1組
(2)「ホテル若水」日帰り入浴券ペア10組
(3)「宝塚ワシントンホテル」日帰り入浴券ペア10組
(4)「ナチュールスパ宝塚」入浴券ペア10組
【武田尾温泉コース】
(5)「紅葉舘 別庭あざれ」宿泊券(素泊まり)ペア1組
(6)「紅葉舘 別庭あざれ」日帰り入浴券100人

応募方法:はがきに郵便番号・住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、欲しいプレゼント((1)~(6)を希望順に記載)、広報誌の感想を書いて、郵便番号 665-8665(住所不要)「市役所広報課」へ郵送。12月26日(月曜日)必着。当選の発表は1月中に商品の発送をもって代えさせていただきます。
※プレゼントは各施設からご提供いただいています。

 

このページに関するお問い合わせ

企画経営部 政策室 広報課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁3階
電話:0797-77-2002 ファクス:0797-74-6903
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。