第84回企画展 中原淳一展~現代にも響く”美”のメッセージ~

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ID番号 4000309 更新日  2021年11月5日

印刷大きな文字で印刷

イベントカテゴリ: お出かけ 文化・芸術 その他のカテゴリ

第82回企画展ポスターイメージ
(C)JUNICHI NAKAHARA/HIMAWARIYA

 中原淳一をご存じですか?

 一言で表現すれば「“美しく生きる”術(すべ)を発信し続けたアーティスト」ですが、その仕事内容は多岐にわたるため、とても一言では言い表せません。

 戦前は雑誌の表紙絵や挿絵などを手掛けていましたが、戦後は自らが編集者となって雑誌『それいゆ』を創刊しました。「読者がいつのまにか本当の意味での美しい暮らしを知り、優しい美しい、賢い女性になっていくような本」を目指した中原淳一の信念のもとにつくられたこの雑誌は、戦後の荒廃の中で夢を忘れた女性たちを魅了しました。その後も『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』などの雑誌を発刊し、ファッションだけではなく、ライフスタイル、心の持ち方まで幅広い分野から「常に美しくあれ」とのメッセージを発信し続けました。

 今回の企画展では「世の中がどう変わっても、美しいものは変わらない」という強い信念を持った中原淳一が伝えたかったメッセージを様々なカテゴリーから見ていきます。また直接面識が無かったと思われる手塚治虫と宝塚歌劇団を通した接点も紹介。またそれぞれが伝えたメッセージにも注目します。当時直接影響を受けた世代の方には、あの頃を懐かしんでいただくのはもちろんのこと、男性女性を問わず幅広い世代の方々も、この継承されているメッセージを感じ取っていただきたいと思います。                            

展示概要

今回の企画展では、展示点数約100点を3部構成で展示します。

ZONE1:中原淳一とは

戦前、雑誌『少女の友』の人気画家として一世を風靡した中原淳一。終戦直後の1946年には自らが編集者となって女性誌『それいゆ』を創刊。続いて『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』を発刊し、夢を忘れがちな時代の中で、ファッション(外見)だけではなく心も「美しくあれ」と女性たちに生きる道筋を示しカリスマ的な存在となった。ここでは、中原淳一のパーソナリティとともに主に戦前の雑誌『少女の友』での活躍を中心に書籍や原画で紹介します。

<主な展示品>

 ・『それいゆ』『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』雑誌現物・表紙絵原画

 ・プロフィール(写真・年表etc)

 ・戦前の活躍~雑誌『少女の友』~ 『少女の友』雑誌・付録 現物

 

ZONE2:中原が伝えた様々な”美”

異なる世代をターゲットにして創刊された各雑誌。それぞれの世代に響くように「美しく生きる」術を伝えた中原淳一。無理せず実用的に取り入れられる方法を提案したことが、当時の女性たちから支持を受けた最大の要因でした。ここではジャンルごとにまとめて紹介します。

〇ファッションスタイル 〇ライフスタイル 〇パリからの寄稿

〇装画/挿絵/シルエット(影絵)

<主な展示品>

 ・それぞれの雑誌に掲載されたスタイル画の原画や印刷物。

 ・それぞれの雑誌に掲載された、生活を楽しく、美しくするための工夫の提案(原画/印刷物)

 ・原画(単行本表紙や挿絵など)

 ・トピックス「中原淳一と宝塚歌劇と手塚治虫」

  中原淳一の妻は戦前の宝塚歌劇男役のトップスター、葦原邦子。

  中原と手塚、直接面識はなかったようだが「宝塚歌劇団」を通した接点を紹介。

 

ZONE3:現代にも響くメッセージ

終戦直後の荒廃した時代に、「暮らしもファッションも心も“美しくあれ”」と発信し続けた中原淳一。一方、同じく戦後からマンガを描き続けた手塚治虫。同時期に多くの作品を送り出した二人のアーティストからのメッセージは時代を超え、今この状況下にも通じるものがあります。こちらではそんな中原からのメッセージとともに、手塚の女性に向けたメッセージや作品を紹介します。

<主な展示品>

 ・中原淳一からのメッセージ

   メッセージ紹介(例「女らしさということ」ジュニアそれいゆ 1957年9月号)

   中原イラストを元にデザインされた衣装(受注生産品)と、同じデザインをモデルにした

   スーパードルフィー®(人形)の展示。

 ・手塚治虫からのメッセージ

   メッセージ紹介(「若い女性へのメッセージ」PHP臨時増刊号 1983年3月1日発行)

   ドレスを着用した女性が描かれたシーンを中心に作品紹介(直筆原稿)

  (「リボンの騎士」「ブラック・ジャック」「ユニコ」「ルードウィヒ・B」)

   サファイアをモデルにしたスーパードルフィー®(人形)…本邦初公開
 

スーパードルフィー®(人形)展示内容 (会期中入れ替えあり)

2021年10月29日~11月30日

・SDGr女の子 サファイア

・天馬フューリー

2021年12月2日~2022年2月23日

・SDGr女の子 サファイア

・幼Midi 天使チンク

2022年1月6日~2022年2月23日

・SDGr女の子 サファイア

・SDGr女の子 サファイア 亜麻色の髪の乙女Ver.

・幼Midi 天使チンク

※中原淳一・ぱたーん版 スーパードルフィ-は全期間を通して展示されます。

企画展関連グッズ紹介

ミュージアムショップ第84回企画展コーナー(一部)

日程

令和3年10月29日(金曜日)から 令和4年2月23日(水曜日)

時間詳細

9:30~17:00

対象

どなたでも、高齢者

施設

手塚治虫記念館

主催

宝塚市・宝塚市教育委員会

後援

Kiss FM KOBE・エフエム宝塚

協力

株式会社ひまわりや

イベント情報をiPhone・iPad端末からiCalendarに取り込めます。
※Android端末ではご利用いただけません。
カレンダーへの取り込みについて説明を読む

ヘルプ

イベント情報をiCalendarに取込みます。 注意!
パソコンでスマホ表示をご覧になっている場合、イベント情報は取り込みできません。iPhone,iPad等の端末でご利用ください。

このページに関するお問い合わせ

産業文化部 宝のまち創造室 手塚治虫記念館
〒665-0844 宝塚市武庫川町7番65号
電話:0797-81-2970 ファクス:0797-81-3660
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。