第90回企画展「アニメ化記念 PLUTO展 ~アトムとプルートゥからのバトン~」
令和5年(2023年)11月3日(金曜日・祝日)から令和6年(2024年2月18日(日曜日)までアニメ化記念「PLUTO ~アトムとプルートゥからのバトン~」展の企画展を開催します。
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©浦沢直樹/長崎尚志/手塚プロダクション/『PLUTO』製作委員会
【企画趣旨】
1963年1月、日本初の本格的な国産連続テレビアニメとして「鉄腕アトム」の放送が始まりました。その放送から 60 年経った 2023 年秋、奇しくもその「鉄腕アトム」の一編を 原作 とした「 PLUTO (プルートゥ)」が初めてアニメ化され、世界に向けて配信されます。
原作は2003 年9月から連載が始まったマンガ「 PLUTO (プルートゥ)」。これまで数々の作品を生み出してきた浦沢直樹が、長年共に作品を作ってきた長崎尚志をプロデューサーに迎え、敬愛してやまない「鉄腕アトム」の一編「地上最大のロボット」を原 作 に描きあげた作品です。「描くんだったら、浦沢さんの代表作になるようなものにしてください」と翻案許諾の際にこう伝えた手塚眞が監修を務めています。
原作 の鉄腕アトム「地上最大のロボットの巻(原題:史上最大のロボットの巻)」は、 1964 年6月号 ふろく から 1965 年1月号 本誌 まで半年以上に渡り『少年』に連載されました。浦沢直樹は「5歳の頃に初めて原作を読んで、その時に心の中で全漫画の中で中央に鎮座するイメージ
がありました。幼いながらもなんという切ない話なんだろうと浦沢少年は思いました。」と述懐しています。
今回の企画展では「PLUTO (プルートゥ)」のアニメ化を記念し、原作マンガ「 PLUTO (プルートゥ)」から、その原 作 「鉄腕アトム 地上最大のロ ボットの巻」へと遡っていきます。両作品の直筆原稿を並べて展示することにより、PLUTO の中にあふれる原 作 へのオマージュを感じてもらいつつ、手塚が作品創作に込めたメッセージのバトンを浦沢少年が受け取ったように、来館者にもそれらを感じ、受け取って頂きたいと思います。
「手塚治虫さんは60 年前に、この話を我々に提示してくれていました。そして 60 年たった今、世界はこのような状態になっていて、今も尚この作品が有効であるということだと思います。それが僕が原作から感じた巨大な切なさなのではないかと思います。手塚先生から僕が受け取ったバトンを今度は皆さんに受け取っていただきたいと思います。」
浦沢直樹 2023年3月 25 日 ネトフリアニメ スペシャルステージ にて
展示内容
※展示内容等詳細につきましては、10月中旬に更新予定
- 日程
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令和5年11月3日(金曜日)から 令和6年2月18日(日曜日)
- 時間詳細
9:30~17:00
- 対象
どなたでも
- 施設
手塚治虫記念館
- 費用
不要
※ただし、入館料として大人700円・中高生300円・小学生100円別途必要- 主催
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宝塚市・宝塚市教育委員会
- 後援
Kiss FM KOBE・エフエム宝塚
- 協力
株式会社N WOOD STUDIO
長崎尚志
株式会社小学館
株式会社ジェンコ
- 注意事項
【休館日】
毎週月曜日、12月25日(月曜日)~12月31日(日曜日)
ただし、祝日の重なる月曜日、令和6年(2024年)1月1日・1月8日・2月12日は臨時開館しています。
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このページに関するお問い合わせ
産業文化部 宝のまち創造室 手塚治虫記念館
〒665-0844 宝塚市武庫川町7番65号
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