第93回企画展「デジタルマンガの先駆者 寺沢武一展~元・手塚治虫のアシスタント~」
令和6年(2024年)11月1日(金曜日)から令和7年(2025年)2月19日(水曜日)まで第93回企画展「デジタルマンガの先駆者 寺沢武一展~元・手塚治虫のアシスタント~」を開催します。
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代表作「コブラ」で知られるマンガ家・寺沢武一。彼がデビュー前に手塚プロダクション マンガ部のアシスタントとして、手塚治虫に師事していたことはご存知ですか?
手塚プロでアシスタントをしながら、集英社の手塚賞佳作を受賞してデビューのキッカケをつかみ、コブラ連載へと道が続いて行きました。その独特な世界観と個性的なキャラクターは、現在も絶大な人気を誇っています。
また、今や当たり前となった、デジタルでマンガを描く手法の先駆者でもあった寺沢武一。なぜ手で描けるのに、わざわざデジタルで描き直すの?と不思議がる周りをよそに、最先端の技術を如何にして自らの世界観へ取り込んで行ったのか、苦悩と努力をご紹介します。
今回はマンガ家・寺沢武一の代表作だけではなく、デビュー前の直筆原稿も展示しつつ、デビュー後も師と仰いだ手塚治虫への想いも紹介します。
展示内容
【寺沢作品展示一覧】
・デビュー前作品(シグマ45/大地よ蒼くなれ/光る風/ブルー・ナイト)
・コブラ
・BLACK KNIGHT バット
・MIDNIGHT EYE ゴクウ
・鴉天狗 カブト
・TAKERU・武
・新撰組ガンドラゴン シリーズ
【手塚作品展示一覧】
・火の鳥 望郷編 『マンガ少年』1977年7月号掲載
・MW(ムウ) 『ビッグコミック』1977年10月10日号掲載
・ブラック・ジャック 第193話 ある老婆の思い出
・『週刊少年チャンピオン』1977年12月5日号掲載
寺沢武一 プロフィール
浪人時代に投稿した漫画が入賞したことをきっかけに漫画界入り。
1976年、上京して手塚治虫氏に師事。手塚プロダクション・漫画部スタッフとして所属中に『大地よ、蒼くなれ』が手塚賞佳作入選。1978年、週間少年ジャンプにてデビュー作『コブラ』を発表、同年11月連載開始。
1980年代はじめからPCでの創作に着目し、1985年には当時のPC環境の限界に挑戦した8色着色のカラーマンガを『バット -BLACK KNIGHT BAT-』の巻頭で発表。そしてPCの進化に合わせて、1992年『武 -タケル-』で世界初となる全編フルCG漫画を発表。「デジタルマンガ」という名称を生み出した。以降『コブラ』『バット』のフルCG漫画、主人公のみ実写による『GUNDRAGONシグマ』などのデジタル創作作品を続々公開。コンピュータを取り入れた漫画制作のフロンティアとして時代を切り拓いてきた。
漫画以外の原作・脚本・監督としての代表作は、OVA『コブラ・ザ・サイコガン』『ゴクウ』『ゴクウ2』『カブト』、PCエンジンCD-ROM対応アドベンチャーゲーム『COBRA2-伝説の男』など。世界各地のマンガやアニメのコンベンションなどに参加し、十数カ国で翻訳出版されたコミックスの総発行部数は5500万部を超える。
- 日程
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令和6年11月1日(金曜日)から 令和7年2月19日(水曜日)
- 時間詳細
9:30~17:00
- 対象
どなたでも
- 施設
手塚治虫記念館
- 費用
不要
※ただし、入館料として大人700円・中高生300円・小学生100円別途必要- 主催
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宝塚市
- 後援
Kiss FM KOBE・エフエム宝塚・ラジオ関西
- 協力
アールテクニカ株式会社
- 注意事項
【休館日】毎週月曜日
※ただし、祝日と重なる月曜日<2024年11月4日・2025年1月13日>は臨時開館
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このページに関するお問い合わせ
産業文化部 手塚治虫記念館
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