エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。


現在位置:  ホーム > 市長のページ


ここから本文です。

市長のページ

ID番号 1000020 更新日  2020年4月28日  印刷

市長のページ

市長メッセージ(令和2年(2020年)5月1日)

市長からの手紙 市民の皆さまへ 

 当たり前の日常が消えてしまってもうすぐ1か月。大型連休最終日の5月6日はもう目前です。新型コロナウイルスの感染者数が増え続けている今の状況では緊急事態宣言が延長されているかもしれません。緊急事態宣言の対象が全国47都道府県に拡大されました。今は国民一人ひとりが、感染しない、感染させないための努力をただ忠実に実行することが最強の防止策になります。3密(密閉・密集・密接)を避けるためには、自らのチェックが必要です。家に居ても時々は風を通すために窓を開ける、買い物でレジに並ぶ時も前と間隔を広くする、そして体力が衰えないように家の中でも工夫をして軽い体操や、人の少ない時に近所を散歩するなど心掛けてください。
 子どもたちのこと、とても心配しています。どうか朝は決まった時間に起きて、一日の生活リズムを崩さないようにして、自習や家の手伝いも進んでしてください。学習面での遅れが生じないか、それはとても心配です。でも命より大切なものはありません。学校も皆さんの不安に応えられるよう努力をしていきます。
 今はこんな時だからこそ出来ることを親子で話し合って挑戦してください。“万有引力の法則”を発見したニュートンも、ペストが大流行して約1年半の間大学が閉鎖され、ふるさとに居たときにこの法則を考え出しました。かのシェイクスピアも、ペストの大流行で劇場が全て閉まってしまった日々に、世界四大悲劇の「リア王」を書き上げたそうです。今の状況を嘆くばかりではなく、またネットでネガティブな情報発信をするのではなく、今こそ互いに前を向き、心が穏やかでいられるように、みんなが一緒にこの苦難に立ち向かっているという覚悟を持って、生きるために心を一つに頑張っていきましょう。
 休業要請対象の事業所などの苦難はいかばかりかと思います。国の持続化給付金や、県と市で実施する休業要請に応えてくださった事業者への支援金をはじめとした事業継続への支援策があります。それぞれの相談窓口に相談してください。
 医療の現場は文字通り、命がけの日々です。私は衆議院議員時代、国立や県立、市立病院を潰さないよう訴え続けてきました。しかし、国立の感染症に対応する病院などは結核の減少によりその機能が失われてきましたし、公立病院は特に地方において財政的に維持することが困難になり、どんどん消えていきました。本市では新型コロナウイルス感染者への入院対応は主に市立病院が担っています。1人の患者に通常の倍以上の医師や看護師が必要であり、万が一スタッフが感染したら機能がストップしてしまいます。陰圧室を使用して万全の体制になるよう努力していますが、現場は疲れきっています。マスク、防護服(医療用長袖ガウン)、医療用手袋やゴーグルなどが見るみるなくなっていくので、その調達も大変です。医療崩壊を起こさないために、このたび、市立病院と医師会の連携で今後体制強化を図ることになりました。皆さんへのお願いですが、全く症状のない方から「心配だから検査してほしい」との電話が多くあります。このウイルスの主たる特徴は発熱が4日以上続く、倦怠感、咳や息苦しさですから、これらの症状が見られたら保健所の帰国者・接触者相談センターか、兵庫県コールセンターに問い合わせてください。ご家族や職場で感染した人との濃厚接触が疑われる方々、特に若い方は無症状の方もいますのでその場合もご相談ください。
 こんな大変な状況の中で改めて友情のありがたさに感激しています。医療や介護などの現場で物資が不足していることを伝えたら、すぐに東日本大震災で本市から職員を派遣している宮城県南三陸町と女川町から防護服(医療用長袖ガウン)代わりのレインコートと医療用手袋が、また岩手県遠野市からレインコートが、姉妹都市の島根県松江市スポーツ少年団本部長の松浦嘉昭さんから医療用手袋とレインコートが送られました。うれし涙がこぼれます。また介護施設や保育所・学童保育など、日々休むことの出来ない職場にはマスクが足りません。どうしようかとSOSを発したら市内のたくさんの方から寄附をいただきました。本当にありがとうございます。
 今、世界で治療薬とワクチンの開発が必死で行われています。その時が来るまで私たちは持ちこたえなければなりません。最も怖いのは“油断”です。「自分は大丈夫」と思わないこと。うわさを信じないこと。何より敬意を払っていただきたい人々がいます。スーパーやコンビニでレジに立ち続けている人、配達品を届け続けてくれている人、保育所・学童保育で子どもたちを守っている人、高齢者への介護を担い続けている人。そして第一線で歯を食いしばって頑張っている医療従事者の皆さん。
 最後に、私たち行政は砦として日々業務を滞らせないよう頑張っています。物理的な距離は取りつつ、心は皆さんに寄り添っています。困ったことがあれば何でも相談してください。私の尊敬するドイツのメルケル首相は感動的なまっすぐな言葉を国民に発しました。その中でのひと言。「会いたい人に会わない。距離を取ることが今は思いやりの表現になる」。きっともうすぐ遅れてきた春が訪れる、そう信じて前に進んでいきましょう。どうぞお体を第一に、お元気で!
 



このページに関するお問い合わせ

企画経営部 政策室 秘書課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁3階
電話:0797-77-2060 ファクス:0797-77-2080
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。