名前のない落とし物
「切手のないおくりもの」という名曲の歌がありますが、
今回のテーマは「名前のない落とし物」です。
児童玄関を入った正面の右に、写真のような落とし物箱が
置いてあります。
教室や廊下、階段、運動場などで落とし物を拾ったら、
誰でもこの箱の中に入れることができます。
ただ、その落とし物に名前が書いてあったら、ほとんどの
場合は持ち主に帰って行きます。
しかし、名前が書いてなかったり、書いてあっても薄くて
読めなかったりすると、誰の持ち物かわからず落とし物箱に
行ってしまいます。
子どもたちは、自分の持ち物がなくなると、一度は落とし物箱を
探しますが、持ち物がないことに気づかなければ箱の中を見ることも
ありません。
子どもたちには、ものを大事にする気持ちを持ってほしいと願っています。
いつか、落とし物箱の中身が空っぽになって、いつまでも中に物が
入らないことを願っています。