施設
西山ガーデン
西山小学校は、宝塚第一中学校の移転あとできた学校で、正門横の「岩石園」は昭和39年、第一中学校時代にたくさんの岩石標本が展示され、理科の学習に役立てるために作られたものでした。
その「岩石園」が令和3年度に「西山ガーデン」に生まれ変わりました。もともとあった岩や木を生かしつつ、まったく違う場所になりました。事業を進めるにあたって、地域の方々にもたくさんお世話になりました。
令和4年度に子どもたちに「岩石園」に替わる名前を募集し、投票で1年生が考えた「西山ガーデン」に決定しました。
岩石園を作り変えるにあたって、残しておくべき石はないか、岩石の専門の先生に来ていただいて地域の方々と一緒にお話を聞きました。ほとんどは中学校への移転等で残ってはいなかったのですが、ひとつだけジュラ紀の「放散虫」の化石を含んだ石があることがわかりました。西山ガーデンにひとつだけ赤い石があるので観察してみてください。「放散虫」は、写真のように1ミリよりも小さいので、肉眼ではわからないかもしれません。
電子基準点
GPS衛星が発信する電波を受信し、この地点の位置を観測するための施設です。受信データは国土地理院に毎日転送されています。このデータは、土地の測量、地図の作成、地震・火山噴火の予知の基礎資料として利用されます。宝塚市内では、西山小学校にしか設置されていません。
遊具
運動場にはいろいろな遊具が設置されています。カラフルなタイヤは跳び箱のようにして遊んでいます。
体育館
西山小学校は、昭和22年に開校した宝塚第一中学校が移転した後の校舎を使って、昭和44年に開校しました。校舎は途中で建て替えられて、当時のものは残っていませんが、体育館は中学校のものをそのまま使っており、市内でも最も古い体育館になっています。ステージ横に行くと、2階へ上がるための階段が木製で、ところどころ補修もされています。