昼休み外にはいかず教室で 友達と話すあの時間好き(生徒作品)

ID番号 6006201 更新日  2022年7月4日

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夏の大会

「1学期の思い出」ということで詠んだ短歌。生徒の中で「1番いいね」に選ばれた一首です。日常の何気ないシーンを短い言葉で切り取って表現する。自由度が高い短歌。奥行きがある俳句。どちらにも、それぞれの魅力があると思います。

表題の一首は多くの生徒たちが共感できる内容ではないでしょうか。私も「そだね。」と思いました。毎日何かと慌ただしい中学校生活。昼休みは唯一といっていいほど、自由にゆっくりと過ごせる時間です。ボールを借りてグラウンドで遊んだり、割り当てがあるときは体育館へ行ったり。それもいいけど、教室で友達とたわいもない話をする、そんな過ごし方もいいものです。今日は雨。先週末の部活の試合のことを、話す人もいるかもしれませんね。

 

「試合には負けたけど、オレが1点入れたった!」「あかん、あかん。あいつら反則的な強さやったわ。」「もうちょっとで勝てたんやけどなあ」「これで引退やねんなあ」「暑かった~。よく熱中症にならんかったわ」「同じ五中どうしで試合したときは、何か変な気持ちやったなあ。」「校長先生来とったから写真撮ってもらった!」

残念ながら引退となってしまった生徒たち。とりもなおさず、ここまで頑張ってこれた自分をほめてあげてください。阪神大会出場が決まった生徒たち。もうひと頑張り。五中生らしくのびのびとプレーできるように。