つゆ先に少しとどまりて夏の雨

ID番号 6006337 更新日  2022年7月15日

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あじさい

夏休みを使って第2回の句会をしようかと画策しています。5月の連休明けに開催した「新緑の句会」でもいい俳句にたくさん出会いました。前回は朝の15分、さつきタイムを使って即興で作るという感じでしたが、今回は夏休みを使ってじっくりと。時間をかけるということは、俳句的には一長一短あるように思います。よく考えて作れる、作ったものを練り直すことができる反面、考えすぎてごちゃごちゃした句になってしまったり、やたら難解なものになってしまったり。

今回は「課題句」と「自由句」の2パターンを用意しました。「課題句」はあらかじめ指定した季語を使うもの、「自由句」は文字通り自分で自由に季語を選ぶものです。自由といわれると迷ってしまいますが、タブレットで調べるもよし、この際「歳時記」(季語の辞書みたいなものでしょうか)に触れてみるのもよしです。季語を探していると、ステキな言葉に出会えることがあります。それも俳句の醍醐味。

表題の一句。(今日は俳句に挑戦してみました)ホントはテーマにしたい言葉があったのですが、調べているうちに「つゆ先」という言葉を見つけました。傘のてっぺんのとんがりではなくて、骨の末端のポチっとした部分をそういうのだそうです。初めて知った!小さな感動です。