夏帽子待合室の旅ノート

ID番号 6006384 更新日  2022年7月22日

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出札口

夏休みとなって、学校の時間もいつもよりゆっくり流れているような気がします。この1学期を通して感心したことがいくつもあります。その1つが学年通信。3学年それぞれの代表の先生が、こまめに学年通信を出してくれています。私のこれまでの学年通信のイメージは、月1回定期発行。学年の様子の報告と当面の予定。どちらかというと事務連絡的な色合いが濃いものでした。でも、五中では、生徒たちの様子を写真でたくさん紹介したり、先生からのメッセージを積極的に発信したり、生徒が読んでも保護者の方が読んでもOK、そんな感じで頻繁に発行されています。この2年、学校へ来ていただいて生徒たちの様子を直に見ていただく機会が激減しました。学校の様子がよくわからないという声も多くいただきました。その中でこの学年通信の取組は、学校を知っていただくという意味でもありがたいことだと思いました。

夏休みの特別課題として「俳句作り」を提案しました。「夏の句会」。今回はあらかじめ決まったお題を使う「課題句」と自分で自由に季語を選ぶ「自由句」が選択できるようにしました。終業式では、国語科のI先生にもゲスト出演してもらい、ミニ俳句教室も。表題の一句はお題の一つ「夏帽子」を使って作ってみました。「聖地」な鉄道の駅には、訪れた人が自由に書ける「旅ノート」がおいてあったりします。全国各地から訪れた人たちが、それぞれの思いの中で自分の足跡をそこに残す。そんなノートと夏帽子を組み合わせてみました。