風鈴やチリンとゆれてソーダ水

ID番号 6006406 更新日  2022年7月25日

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風鈴

「夏の句会」のお題は4つ。「風鈴」「蝉時雨」「向日葵」「夏帽子」です。今日は「風鈴」にチャレンジしました。真夏の暑さにひと時の涼を与えてくれる風鈴の音。風鈴だから鳴るのは当たり前だろう・・・と突っ込まれそうなので、「チリンと鳴りて」としていたところを「チリンとゆれて」に直してみました。イメージできる場所は古民家カフェ? 風鈴の涼しげな音とソーダ水のグラスの氷が鳴らす音が重なる。透明感のある色も風鈴とソーダ水は通じるものがあるような気がします。

俳句の作り方には「一物仕立て」と「取り合わせ」があるそうです。初心者がやりやすいのは「取り合わせ」の方だとか。表題の一句は「取り合わせ」ですね。風鈴と、まあ言えば全く関係のないソーダ水を取り合わせて、(意外な?)相乗効果を得る。(出てます?相乗効果)物書きや俳句、短歌をたしなむ人は日頃からちょっとノートを持ち歩いて、ふと思いついた短いフレーズを書き留める。そんなことをしている人が多いように思います。レベルは違いますが、私もスマホのメモ帳に書き込んだりします。俳句の宿題に取り組んでくれている生徒たち、面白いフレーズが浮かんだらたくさん書き留めて、どれかの季語とくっつけちゃってはいかがでしょう?(俺たちはそんなにヒマじゃないって?)

夏の補習1日目でした。わからないことは、遠慮せずにどんどん聞いちゃえ!