大井川ひまわり揺れて陸蒸気

ID番号 6006432 更新日  2022年7月29日

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ひまわりの駅

今週末で7月も終わります。

1学期は短かったようで長かったような、なんてことを言っておりましたが、夏休みの時間がたつ速さと来たら・・・。四季の中でもっともドラマティックなイメージが強いのはやはり夏です。生徒たち、どんな感動体験と出会えるんだろう。高校野球。夏の甲子園。社高校が兵庫県の代表になりました。加東市にある公立学校です。初出場。体育科がある学校ですが、創部以来の悲願だったのではないでしょうか。おめでとうございます。

さて、例によって俳句に挑戦。最後に残ったお題は「向日葵」です。これもどうとらえるかが難しいお題です。いかにも夏。いかにも太陽。そして笑顔。この花の持っているイメージが強すぎます。何回作っても同じような句になってしまう。意外性のある取り合わせも考えてみますが、向日葵本来のイメージも壊したくない。さて、どうしたものか。そこで表題の一句。静岡県のローカル鉄道である大井川鉄道。今でも日時限定でSL(蒸気機関車)が現役で走っています。線路沿いの向日葵を揺らしながら、黒煙を吐いて重厚に走るSL。「陸蒸気(おかじょうき)」とすることで、ちょっとレトロ感を演出してみました。固有名詞を使うと、その言葉自体が持っている情報が多いので扱いが難しいのですが、まあまあ上手くおさまったかな。漢字が並びすぎる感じがもうひとつだったので、「ひまわり」はひらがなにしてみました。