そこはかと金木犀の香り立ち　襟を正してあいさつ訪問

生徒玄関わきにある丸く刈り込まれた木。そんなに気にも留めることもなく、毎日横を通り過ぎていましたが、金木犀の木だったのですね。橙色の小さな花が咲いています。独特の強い香り。その香りで存在に気がつくこともあります。秋を感じる花でもありますね。

その金木犀に見送られながら、2年生はトライやる・ウィークでお世話になる事業所に事前訪問に出かけました。事前に電話でアポを取るのですが、その電話がまた緊張するんですよね。初めて話すおとなの人。もちろん敬語で話しているのですが、「〇〇様はおらっしゃいますか」なんて妙な感じになってしまったり。本番は11月7日からになりますが、今年は3年ぶりに1週間通しで事業所での体験学習になります。コロナ禍の中、受け入れていただいた事業所の皆様、また、受け入れの是非について何度も事業所とやり取りしていただいた、宝塚市教育委員会のスタッフの皆様にも感謝です。トライやる・ウィークは、多くの人の協力や支えがあって実施できる活動です。そのことに感謝しながら、一生懸命に取り組んでほしいと思います。新しい発見ができるかは自分次第とも言えます。そして、たくさんの発見が自分の成長につながっていく。