かたわらのアスファルトに咲くヒナゲシや 不安と希望の虹見上げたり

ID番号 6007035 更新日  2022年10月20日

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ピアノ

1年生から3年生まで全6クラスの体育館合唱練習をのぞきました。声の質、合唱に取り組む姿勢。3年生はさすがと感じさせられました。そんな3年生の姿を見て、下級生も、「自分たちも3年生になったらあんな風に歌いたい」と思ってくれたら。歌い終わった後、3年生の指揮者の生徒が、こんな風なことをクラスのみんなに呼び掛けていました。「声も出てるし、きれいに歌ってるんだけど、う~ん、なんていうのかな。まだ、ただ歌ってるって感じ。」すごいこと言うなあ、と思って聞いていました。自分たちの中からこんな声が出てきて、それを素直にみんなに投げかけられることもステキだと思いました。きっと、このクラスはまだまだ上手くなる。「虹」という曲。出会いと別れ。喜びと悲しみ。明日への不安と鮮やかな虹。同じものの中に相反するものが同居している。そんなフレーズが何回も出てきます。揺れ動く思春期の心そのものですね。

練習風景を写真にとってホームページ「学校の様子」に紹介しています。指揮者はともかく、合唱の写真は動きがあるわけではないので、地味な写り方になってしまいがち。マスクもしてますしね。でも、歌の完成度が高まっていくと、まっすぐに指揮者を見る目に光が宿っているのがよくわかります。いい顔してます。