朝ぼらけ港見下ろす丘の上 命慈しむトランペット

ID番号 6007762 更新日  2023年1月17日

印刷大きな文字で印刷

震災学習

1月17日は阪神大震災が発生した日。

あれからもう28年。当然、今の中学生は知る由もないことです。しかし、この日が近くなるとテレビで特集が組まれたり、小学校時代から震災行事や追悼集会をしてきたと思うので、知識としてはあるところかなと思います。五中では、生徒会執行部が震災学習として、「学び」の部分を大事にした全校集会を企画してくれます。(これもすごい取組!)就任したばかりの2年生の新執行部が、写真やデータで震災のことを発表してくれたり、劇という形で防災のことを考える機会を提供してくれました。コミカルな劇では思わず笑ってしまう場面もありましたが、笑いだけでなく工夫された内容も。震災はどんなタイミングで起こるかわからない。いろいろなシーンを設定して、こんな時地震があったらどう行動する?という投げかけをしてくれました。何をおいても、まず自分の身を守ること。しっかりとそのメッセージが込められていたように思います。忘れてしまいたいことも多い震災ですが、忘れずにつないでいきたいことも確かにあります。

「朝ぼらけ」は夜明け前、空が白んでくる時間帯です。阪神淡路大震災の発生時はまだ真っ暗で、「朝ぼらけ」には当たりませんが言葉のアヤで使ってしまいました。毎年、この朝に神戸の街を見下ろせる高台の公園から、追悼のトランペットを吹く方がおられるそうです。震災との向き合い方も人それぞれがありますね。