サクラサク クジラガツレタ もう一度襟を正して鳥雲に入る

ID番号 6008056 更新日  2023年3月6日

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もうすぐ春の海

今日はなんだか意味不明な言葉が並んでいる一首。某有名芸人に言わせると、「ちょっと何言ってんのかわからない」ということになってるかもしれません。今日は何人もの生徒たちが校長室を訪ねてくれ、「合格しました!」と笑顔で報告してくれました。(昨日は出張で午後から不在だったのですが、もしかしたら昨日も来てくれていたのかもしれませんね。)きっと、担任の先生に「ちゃんと校長先生に報告しときなさい」なんて言われたのかと思いますが、それでもわざわざ来てくれるその気持ちがうれしいですよね。

今の合格発表は現地での番号掲示、ホームページに掲載・・・そんな形が多くなっているのかと思いますが、かつては遠方の学校を受けた場合は電報でお知らせ、なんてこともあったようです。(いつごろまでやってたんでしょうか)「サクラサク」は早稲田大学、「クジラガツレタ」は高知大学というように学校によってオリジナリティも。

もう一つの謎(?)の言葉「鳥雲に入る」。聞きなれない言葉で、私もつい最近知りました。春になって渡り鳥が群れながら、空高く飛んでいき、やがて雲の中に入って見えなくなる・・・そんな様を表した春の季語だとか。短歌に季語は関係ないですが、新しい世界へ力強く羽ばたいていく3年生の姿によく似あっているかもしれません。