卒業というやつが今すぐそこに　弥生3月白梅香る

朝、校門に立っていても、さほど寒さを感じなくなったように思います。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」といいますが、大阪城公園では早咲きの梅がもう満開だとか。それもそのはず、まもなく3月。3年生の学年通信を読んでいると、「卒業まで（登校するのは）8日」というフレーズがありました。これまで以上に卒業を強く意識する時期になってきました。

3年生たちは、今どんな気持ちで卒業と向き合っているんだろう。きっと、それぞれの立ち位置で、それぞれの卒業を見ているんだろうなと思います。卒業式を間近にして、「いい卒業式にしたい」と思う気持ちはみんないっしょです。でも、いい卒業式になるかは、もう8割がた決まっているといっても過言ではないと思ったりします。ここにいたるまでの3年の時間をどう過ごしたか、ということが大切なのだから。とはいうものの画竜点睛を欠いてはなりません。3月9日に凛とした姿を、保護者の方に見ていただいて完成としたいものです。