卒アルにサイン求めて右往左往 書いてもらったあの子のサイン

ID番号 6008175 更新日  2023年3月8日

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卒業前

明日の本番に備えて、卒業式の予行を行いました。

何度か練習の様子をのぞかせてもらいましたが、合唱もいい感じで仕上がってきたように思います。といっても、当日は涙でぐちゃぐちゃ、なんてこともよくあります。(それはそれで、いいものだと思いますが)感心したのは、3年生の練習に臨む姿勢です。生徒たちはのみ込みが早いので、そう何度も練習しなくても、ひと通りのことはできるようになります。ともすれば、「本番をちゃんとやればいいんでしょ」という感じで、なんとなく練習がおろそかになったり、だらけた雰囲気になることは、ありがちの話なのですが、生徒たちは、私語を控えるところは控えて、緊張感を保ちながら今日までやってこれたと思います。結果だけでなく過程も大切にする、そんなことも彼らが学んできたことの一つだったかもしれませんね。

3年間の思い出をつづった卒業文集。私は、まだ目にしていませんが、いくつか学年通信に紹介されていたものを読ませてもらいました。1年生や2年生の時の懐かしい思い出。3年生の体育大会や修学旅行の思い出。ひとそれぞれ、印象に残っていることは違うと思います。そんな中で、こんな風に書いていた生徒がいました。「みんなと過ごした毎日が一番の思い出です。」卒業を間近にして、こんなふうに思えることって・・・いいですね。もちろん、楽しいことばかりではなかったと思いますが、きっと五中でいい3年を過ごしてくれたんだなと、うれしくなります。(私は3年生たちとは1年間しかいっしょに過ごしていませんが、それでも)

卒業アルバムをもらって、友達や先生にサインを求めながら、下校するのを名残惜しそうにしていた生徒たち。

明日、3月9日。第42回卒業証書授与式です。