2024年4月の上映
オリジナルアニメーション「手塚治虫伝」 (27分)
内容
手塚治虫の半生とマンガ作品を紹介。当時マンガに初めて導入された映画的表現についての裏話や、人気マンガ家となるまで、またその後の多忙な日々等がハイビジョン映像で描かれています。
(C)手塚プロダクション
スタッフ
演出:うえだひでひと
音楽:橋本一子
ナレーション:千葉耕市
協力:
片山雅博、勝山泰佑、原川満
虫プロダクション(株)
倉橋静男[効果]
劇団若草[声の出演]
スタジオコスモス[撮影]
森田編集室[編集]
クルーズ[音響制作]
マキ・プロ[タイトル]
イマジカ[現像]
実験アニメーション「ジャンピング」・「おんぼろフィルム」(14分)
内容
【ジャンピング】
一人の少年がスキップしながら通りを歩いているうちにどんどんジャンプが大きくなって町を越え、森を飛び越え、海を越えて、どんどん、高く高く、遠くへ遠くへジャンプして行くことになり、ついには戦争中の国へ--。 ひとりの少年のジャンプがそのまま人類の行く末を見直す神のジャンプとなって行くところが面白い作品です。 全編ワンカット、動画枚数4000枚という驚きに世界が目を丸くして数々の賞に輝きました。
【おんぼろフイルム】
かつて「ダドリー・ドゥ・ライト」というアメリカのアニメが定番シーンにしていたのが線路にロープで縛られた女王が寝かされていて「助けてー!」と叫んでいる場面。これはもともとサイレント喜劇時代の連続活劇で使われたイメージです。さて、この短編は同じ状況の美女を救おうとする西部のヒーローが悪漢を倒して、美女のもとへ駆けつけて行くというお話しです。ところがこの古典的シーンは、さすがに古典だけあっていまやフィルムがボロボロ、キズがついていたり、コマが乱れたりゴミで汚れていたり、ヒーローは悪漢と戦うだけではなく、まず自分を映しているフィルムそのものを相手に悪戦苦闘しなきゃならなくなるのです。
スタッフ
【ジャンピング】
原案、構成、演出:手塚治虫
プロデューサー:松谷孝征
作画:小林準治
効果音:倉橋静男
アシスタント・プロデューサー:久保田稔
【おんぼろフィルム】
原案、構成、演出:手塚治虫
プロデューサー:久保田稔
原画:西村緋禄司、吉村昌輝、小林準治、谷沢豊、瀬谷新二、加納薫
仕上:萩原政彦
撮影:藤田正明
特殊効果:小熊公晴
効果音:倉橋静男
編集:掛須秀一
アシスタントプロデューサー:榎本裕
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