新しい生活様式を踏まえた日頃の備えが、あなたや家族を守ります!!

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ID番号 1002610 更新日  2023年9月22日

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・以下の「関連情報」リンクの「たからづか防災マップ」で、自宅のハザード(危険情報)を把握し、活断層、土砂災害、浸水の恐れがある場所や避難ルートの確認をしましょう。

・避難先は、安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。大雨予報の時は、早めに避難しておきましょう。

安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はありません。在宅避難を選択する人は、停電、断水などのおそれがあるため、水、食料、簡易トイレ、懐中電灯、電池式ラジオ、携帯電話の充電、カセットコンロなどを備えておきましょう。


・大雨や台風の時は、川の近く、低地、斜面といった危険な場所にないマンションなど頑丈な建物で、浸水などのおそれがない高い階のような安全な場所にいる人は、在宅避難の検討をしましょう。地震の時は、自宅で居住の継続ができる状況であれば、在宅避難をしましょう。

・避難所には、食料、水、(医薬品、おむつ)に加え、マスク、消毒液、体温計、手洗い用せっけん等衛生用品とスリッパ、季節用品(暑いときはうちわ、携帯扇風機、寒いときはカイロ等)は、自ら携行してください。

・豪雨時の屋外の移動は、車も含め危険です。やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況等を十分確認してください。長期間の避難になる場合は、同じ姿勢を長く続けるとエコノミークラス症候群になる恐れがあるので注意してください。

・大雨や台風で避難が困難な場合には、少しでも命が助かる可能性が高い避難行動として、室内のより安全な場所へ移動してください。(例えば、自宅が2階建の建物なら、2階の山側と反対側の部屋へ移動すると安全なことがあります。)

家族で防災会議を行いましょう

家族防災会議のイラスト

 災害は、いつどこで起こるのか予想しがたいものです。防災について、日ごろから家族でよく話し合っておきましょう。

  • 家族一人ひとりの役割分担
  • 災害時の連絡方法、避難経路の確認
  • 家の中の危険箇所を確認
  • 非常持出品の点検
  • 非常食の保存状態、使用期限の確認

など

新しい生活様式を踏まえ、非常持出品、備蓄物資の準備を行いましょう

 物資の準備は、自然災害時だけでなく、不意の停電や断水の時、余儀なく自宅療養や濃厚接触による自宅待機をせざるを得ない時、テロやミサイルによる攻撃を受けた時にも有用です。

非常時持出品

避難するときの最小限度の必需品です。
防災ずきん 家族の人数分用意。ヘルメットも可。
懐中電灯 停電時や、やむを得ず夜間の移動をする際に。
携帯ラジオ FMとAMの両方を聴けるものが良い。
電池 懐中電灯・携帯ラジオの予備電池、モバイルバッテリーなどの予備。
医薬品 常備薬、お薬手帳、風邪薬、解熱鎮痛薬、胃腸薬など。
貴重品 預貯金通帳、健康保険証、免許証など。
食料・水 保存がききそのまま食べられるもの、お菓子、ペットボトルの水など。
生活用品 衣類、軍手、ナイフ、ライター、ばんそうこう、生理用品、簡易トイレなど。
季節用品

(暑いとき)うちわ、携帯扇風機、冷却シートなど。

(寒いとき)使い捨てカイロなど。

感染症用品  マスク、手洗い用の石鹸、消毒剤、体温計、スリッパ、タオル、ウエットティッシュなど。

在宅避難の備蓄物資

災害後、数日間を自足するためのもので、最低でも7日分の準備が必要です
食料 そのままか簡単な調理で食べられるもの。レトルト食品(カレー・おかゆなど)、インスタント食品(ラーメン・みそ汁・スープ)、野菜ジュース、缶詰、ゼリー飲料・スポーツ飲料など
飲料水は1人1日3リットルが目安です。他に生活用水も必要(入浴後の風呂水は排水しないでトイレ排水用に活用する)です。
生活用品 カセットコンロと予備のガスボンベ、毛布、衣類、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチン用ラップ、電池、洗剤、簡易トイレ、生理用品など。
感染対策用品 使い捨てマスク(断水し、布マスクを洗えない恐れがあるため)、ウエットティッシュ、消毒剤、家庭用漂白剤、清掃作業用手袋
工具類 家屋が倒壊した場合などに備えて、スコップやバールなど。

その他、準備するもの

ご家族構成に合わせた準備を!
乳幼児のいる家庭 粉ミルク、ほ乳瓶、おむつ、離乳食など。
妊婦のいる家庭 脱脂綿、ガーゼ、さらし、T字帯、洗浄綿、新生児用品、母子手帳など。
要介護者のいる家庭

おむつ、ティッシュ、補助具の予備、常備薬、障害者手帳、お薬手帳など。

必要に応じて 予備のメガネ・コンタクトレンズ、入れ歯など。

非常持出品のイラスト

(注)食料は、保存がきく食料品を普段から少し多めに購入し、日常生活で消費しながら、消費した分だけ新しく買い足していきましょう。(ローリングストック)

防災グッズの購入

 防災グッズの購入は、ホームセンター、百貨店等で取り扱いがあります。
 また、家庭用の非常持ち出し袋や各種非常食等は、NPO法人 消費者協会宝塚(電話:0797-81-4175 定休日:土曜日・日曜日・祝日)にてご購入いただけます。

簡易トイレの例

簡易トイレとは、汚物を固め、においの漏れない丈夫な汚物袋です。
 断水して水道が止まった時、お風呂で貯めた水などをバケツで直接流し込むことでトイレの排水はできますが、一方で排水管や下水管が破損しているときなどは、水洗トイレで水を流すことができません。防災グッズの一つである「簡易トイレ(携帯トイレ)」は、水を使わず、汚物を固める成分が入った消臭効果のある袋で、自宅の便器やバケツなどにかぶせて用を足すことができます。

土のう代用品

 家の敷地内や屋内に雨水が入ってこないようにするため、土のう以外にも次のような方法もあります。
 ホームセンターやネット通販では、土を使用しない軽量でコンパクトな水で膨らむ土のう袋も販売されています。

レジャーシートとプランター

 プランターに土を入れて横につなぎ、それをレジャーシートで海苔巻きのように巻き込んで土のうの代わりにします。

ポリエチレン袋と段ボール箱

 40リットル程度のポリ袋を二重にして、水を半分程度入れて袋の口を縛り、段ボール箱に入れ、土のうの代わりとします。
 段ボール箱を横につなげば、土のうとしての強度が増します。(段ボール箱内には複数の水入りポリ袋を重ねることができます。)

レジャーシートとポリタンク

 複数のポリタンクに水を入れて横につなぎ、それらをレジャーシートで海苔巻きのように巻き込み、土のうの代わりに使用します。

長めの板

 門や玄関などの出入り口に長めの板を立て掛けて、止水版の代わりとして水の浸入を防ぎます。

犬や猫の飼い主の方へ

・迷子になった時に役立つので、飼い主情報を登録したマイクロチップや迷子札を装着しておきましょう。

・ケージやキャリーバッグに入ることに慣れさせましょう。

・在宅避難をする、しないにかかわらず準備しておくべきものは次のとおりです。(身近なところにおいておきましょう。)

5日分以上のフード・水、食器、療法食、薬、予備の首輪、リード(伸びないもの)、ペット防災手帳(飼い主の連絡先、動物の写真、ワクチン接種状況、既往症・健康状態、かかりつけの動物病院)、ケージ(キャリーバッグ)、ペットシーツ、排せつ物の処理用具、タオル、ブラシ、おもちゃ、トイレ用品

・この他次のリンクをご確認ください。
・ペット防災手帳は、A4用紙に印刷して活用してください。記入後、スマートフォンに撮影し活用されると便利です。

※ペットの同行避難とは、避難所でペットを人間と同室で飼養管理することを意味するものではありません。避難所にはペットフード等の用品はありません。避難する場合は、ケージやリードのほか上記の準備しておくべきものを必ず持参してください。
ペットを避難させるために自宅に戻った際に災害に巻き込まれないため、犬や猫が行方不明となったり、死亡したり、野生化して繁殖・増加することを防ぐため、同行避難へのご理解、ご協力をお願いします。
同行避難実施の推進にあたり、飼い主は日ごろからペットのしつけ、備蓄、健康管理を心がけてください。

防災訓練に参加しましょう

防災訓練のイラスト

 自主防災活動で行う防災訓練などには誘い合って積極的に参加し、防災行動力を身に付けましょう。消防署が随時行う訓練や応急手当てなどの講習会にも参加し、正しい知識を身につけましょう。

地震への備え

耐震化診断のイラスト

 阪神・淡路大震災の犠牲者のうち、約9割が家屋・家具の倒壊が原因でした。
 皆様のお住まいは大丈夫でしょうか?
 東南海・南海地震では、大きな横揺れが長時間続くと言われており、決して油断はできません。

地震の揺れがおさまったら

屋外では

  1. 傾いた建物やブロッグ塀から離れる
  2. 道路の亀裂に注意する
  3. 建物内が安全ならば屋外ではなく屋内に入る
  4. 駅では駅員の指示に従い落ち着いて行動する
  5. 火災が起きたら広域避難場所へ避難する
  6. 外国人や観光客への声掛けも忘れない

屋内では

  1. 割れたガラスでケガをしないようにスリッパや靴を履く
  2. エレベーターに閉じ込められたら、非常ボタンなどで外部と連絡を取りながら助けを待つ
  3. 火の始末、ガスの元栓を閉める(すでに出火して勢いがあるときは、無理して消火せず避難し119番通報する)
  4. 停電した際は復旧した際の通電火災を防ぐため電化製品の電源を抜く
  5. 避難するときは、通電した時の火災を防ぐためブレーカーを切って家を出る
  6. ご近所への声掛けを忘れない

家具の転倒防止について

 耐震性のある住宅であっても、確実に揺れます。
 阪神・淡路大震災では、多くの方が揺れにほんろうされ何もできませんでした。
 そこで、万一の安全のためには、事前に対策を行うことが必要となります。
 寝室にはできる限り倒れるものを置かないようにし、家具は転倒しないように固定するようにしましょう。

食器棚

食器棚

 L字金具やつっぱり棒などで固定し、棚板に滑りにくいゴム材質のシートを敷く。扉が開かないように留め金具を付け、ガラスには飛散防止フィルムを張る。安定性を高めるために、重いものは下に、軽いものは上に収納する。

テレビ

 家具の上などは避けて低い位置に置く。テレビと置き台をベルト、ロープなどで壁や柱の金具に固定する。

タンス・本棚

タンス・本棚

 L字金具やつっぱり棒などで固定する。2段重ねの場合は、つなぎ目を金具で連結する。安定性を高めるために、重いものは下に、軽いものは上に収納する。

照明

照明

 1本のコードでつるすタイプのものは、鎖と金具を使って数か所留める。鎖は、揺れ幅を小さくするため短くする。蛍光管は、両端を耐熱テープで留める。

家具転倒防止の実例

  家具転倒防止の実例をご紹介しています。以下のファイルをご覧ください。
  家具転倒防止用具は、ホームセンターやインターネット通販サイトなどでお求めいただけます。

壁などに穴を空けないで行える、効果的な家具の転倒防止措置について

 家具の転倒防止方法には様々な方法がありますが、L型金具のように壁に穴を空けて固定する方法以外の方法もあります。
 賃貸住宅にお住まいの方など、参考にしてください。
 複数の対策を講じることでその効果を高めることもお勧めします。

災害時のトイレについて

 特に女性や高齢者が排泄や水分補給を控えてしまう事態から心身の健康被害に大きく影響を及ぼします。例えばエコノミークラス症候群のほか、持病の悪化などを招くおそれがあります。災害時でも健康を維持するためには、トイレ環境を良好に保つことはとても重要です。

 

耐震改修について

  簡易耐震診断推進事業、住宅耐震化促進事業等があります。
  補助対象についてなど、詳しくは、建築指導課(電話:0797-77-2082)へ

フェニックス共済について

フェニックス共済のマーク

小さな負担(年5千円)で、大きな安心(住宅の再建に最高600万円)!

  • 県内に住宅を所有されていれば加入可能!
  • 地震、風水害、地すべり、雷などすべての自然災害が対象
  • 自然災害を原因とする火災にも給付!(通常の火災保険は地震による火災には給付されません)

詳しくは下記の兵庫県フェニックス共済のページをご覧ください。

長周期地震動に備えましょう(高層マンションの方向け)

風水害への備え

台風情報のイラスト

 台風や大雨は、テレビやインターネットの天気予報で事前に確認することができます。特に、注意報や警報が発表されたときは、十分な警戒が必要となります。
 しかし、台風や大雨はある程度予想できるからと安易に考えてはいけません。日ごろから気象情報に注意して、家の周りの危険箇所のチェックや避難経路を家族で確認し合うなど、早めに対策を立てておきましょう。

家屋のチェック

 家屋にも浸水や強風への備えが必要です。台風や豪雨が迫ってからの対策は危険なので、日頃から点検をしておくようにしましょう。

  • 瓦や壁のひび割れ、ずれ、はがれがないか
  • ベランダの鉢植え、物干しなど飛散しそうなものは屋内へ

など

情報の把握

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このページに関するお問い合わせ

都市安全部 総合防災課
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電話:0797-77-2078 ファクス:0797-77-2150
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