2023年7月前半の学校の様子

ID番号 6009096 更新日  2023年7月14日

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1学期最後の給食

一学期最後の給食

7月14日は「ひまわりの日」です。「ひまわり」と聞くと花の方を思い浮かべるかもしれませんが、気象衛星「ひまわり」です。1977年7月14日、日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」がアメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げられました。ひまわりは日本の天気を調べる上で重要な静止気象衛星で2022年からは「ひまわり9号」が運用されます。

さて、今日は1学期最後の給食でした。本校では9名の調理員が1200人分の給食を調理しています。おいしさと安全を第一に考え、野菜を手切りにしたり、ホットドッグなどの際はパン1本ずつに切れ目を入れたり、七夕汁などの際は野菜の型抜きをしたりするなど、様々な工夫を凝らして調理しています。最後の給食が終わった後、多くの子どもたちが給食室を訪れ、お礼のあいさつを言っていました。ちなみに1学期最後の給食は「ハモ」でした。とても豪華なメニューですね。

1学期間・・・本当にありがとうございました。ごちそうさまでした。

7月13日の学校の様子(1年)

7月13日の1年生の様子

7月13日の1年生の様子を紹介します。1年生は、体育の時間に教室で『水難事故を防ぐための学習』を行いました。池や川に近づかないことや落ちてしまった時の対処法、おぼれた人を見かけたときの対処法などを学びました。自分の命を守るために一生懸命、担任の話を聞いていました。他のクラスはタブレットの学習をしていました。長尾小学校では15日(土曜日)から17日(月曜日)に学習課題の電子配信の一環として、家庭でドリルパークを行う等の宿題を全学年出します。タブレットをどう使ったらよいのかを学習していました。

長尾小学校区人権啓発推進委員会総会

校区人権総会の様子

7月13日は「日本標準時制定記念日」です。勅令「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」(明治19年勅令第51号)が1886年7月13日公布されました。東経135度 の時刻を日本の標準時と規定しました。1888年1月1日から施行されました。

さて、7月12日(水曜日)10時から長尾小学校区人権啓発推進委員会の総会を実施しました。学校関係者・地域関係者・育友会が一堂に会し、人権について話し合ったり、行事やディスカッション・学習会を通して人権意識を高めたりする会です。一人一人の人権意識が向上していけば、地域がより住みやすい街になります。子どもたちの人権意識を向上させることもそうですが、大人自身もしっかりと人権意識を向上させていきたいと思います。総会終了後、宝同協会長・宝塚市人権教育指導員の和久有彦氏を講師として招聘し、記念講演を行いました。「愛と優しさのひと時を ~SDGsと私たちのかかわり~」という演題で90分間、講演していただきました。視点を変えたら新しい世界が見えて、周りにやさしく接することができる...ということを実感しました。本当に目から鱗が落ちる話でした。

キーワードは『UITEMATE(う・い・て・ま・て)』 着衣泳(4・6年)

着衣泳の様子

着衣泳の様子

7月12日は「ローリングストーンズ記念日」です。1962年7月12日、イギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズがロンドンのクラブに初出演しました。ザ・ローリング・ストーンズはロックの代名詞的な存在であり、1度も解散することなく第一線で創作を続け、2022年に結成60周年を迎えました。

さて、7月11日(火曜日)4年生と6年生を対象に着衣泳を行いました。日本水難学会のインストラクターを3名招聘し、プールの入出方法、川や池に落ちた時の対処の仕方、おぼれた人を見かけたときの対処の仕方、背浮きの方法を実践的に指導していただきました。着衣のまま川や池に落ちた場合、思ったより服が重くなり泳ぐことが難しい状態に陥ります。人間は2%しか浮くことができないということから、「背浮き」をして助けが来るのを待ちます。初めて「背浮き」にチャレンジしましたが、思ったより子どもたちはできていました。万が一のことを考え、今回の命を守る学習を忘れないでほしいと思います。

一人ひとりの心に平和の砦を築く(近藤紘子さんによる平和講話:6年)

近藤紘子さんによる平和講話の様子

7月11日は「ラーメンの日」です。一般社団法人日本ラーメン協会が制定しました。ラーメン産業の振興・発展とともに、日本独自のラーメン文化を支えるのが目的です。日付は7と11の7をレンゲに、11を箸に見立てたことと、ラーメンを最初に食べた人物とされる水戸黄門の誕生日(1628年7月11日)からだそうです。

さて、7月10日(月曜日)5・6校時に近藤紘子さんをゲストティーチャーとして招聘し6年生対象に平和講話を行いました。近藤さんは生後8ヶ月の時、爆心地から1.1kmの地点で被爆され、奇跡的に助かりました。父親である谷本清さんは、戦後の広島で平和のために尽力した牧師として、アメリカの作家ジョン・ハーシーが執筆し、世界でベストセラーになったルポルタージュ「広島」に登場する人物です。その本がきっかけとなり、広島の原爆について取り上げたアメリカのTV番組に父親と近藤さんが出演した際、B29エノラゲイの副操縦士と対面しました。その後、1966年センテナリー短期大学、1969年アメリカ大学卒業し、父親の平和への思いを引き継ぎ、海外での講演を含む様々な活動を行っています。アメリカ元大統領であるバラク・オバマ氏と面談したことでも有名です。

6年生は9月13日(水曜日)14日(木曜日)にヒロシマへ修学旅行に行き、歴史学習で学んできた事実の認識を深めると共に、命の尊さや平和の大切さについて深く学習します。その平和学習の一環として、本講演会を実施しました。6年生の児童は、真剣な眼差しで近藤さんの話に耳を傾け、歴史的な事実とメッセージを心で受け取っていました。近藤さんは、授業の中で原爆を投下した爆撃機で副操縦士ロバート・ルイスさんについて触れ「憎むべきはルイスではなく戦争そのものが悪だ」などと語り、核兵器の恐ろしさと戦争の悲惨さを伝えてくれました。

今回、マスコミから取材が入り、関西テレビとサンテレビで講演会の様子と児童のインタビューが放送されます。

紫陽花や 帷子時の 薄浅黄

アジサイの作品

7月10日は「納豆の日」です。関西納豆工業協同組合が関西での納豆の消費拡大を目的に、関西地域限定の記念日として1981年に制定、その後、全国納豆協同組合連合会が1992年に改めて全国的な記念日として制定しました。日付は「なっ(7)とう(10)」(納豆)と読む語呂合わせからです。「納豆」は、よく蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた日本の発酵食品です。納豆には大豆由来のタンパク質やビタミンKが豊富に含まれてる健康食品です。語源は、寺院において金銭や米穀などの出納を行う「納所」で作られたことに由来する説が有力とされているそうです。その他にも、将軍に納めた豆という意味で「納豆」と名付けられたという説もあるそうです。何と平安時代には「納豆」という言葉が存在していたそうです。

さて、3年生の教室を通っていると図画工作化の時間に作成したアジサイの絵が廊下一面に飾られていました。まさしく梅雨の時期にふさわしい掲示物ですね。花の色と葉っぱの色を水の量を調節しながら描いたり(単色グラデーション)、にじみの技法で塗ったりして作りました。上の俳句は松尾芭蕉の句です。『夏が近づくにつれてあじさいの色は濃い色に変化するのに対し、帷子の色は夏が近づくにつれて薄い色へと変化していく事から、最初は似てた色が夏に近づくにつれて離れる事ですれ違っていく』という様子を俳句にしています。子どもたちの作品も比較的濃い色ののアジサイが多いと思います。淡い色を着ている児童が多くなっているので、まさに芭蕉の俳句通りですね。

学校中 ピカピカに 心もピカピカに

黙々清掃の様子

先日、全校昼の会で生活指導担当から7月の生活目標の発表がありました。生活目標は「学校中 ピカピカに 心もピカピカに」です。子どもたちは生活目標通り、隅々まで美しくなるよう掃除を頑張っています。もくもくと学校中をきれいにすると、自分の心も磨かれていくと思います。自分たちの学校をいつも以上にきれいにしましょうね!

星に願いを込めて(七夕)

七夕飾りの様子

7月7日は五節句の一つ「七夕の節句」です。七夕は、もともと日本にある棚機と中国から伝わった乞巧奠が一緒になったと言われています。7月7日の夜に行われる星祭りとも呼ばれる行事で、短冊に願い事を書いて、竹や笹の葉に結びつける習慣が行われています。

1年生の廊下に宝塚ゴルフ場からいただいた笹が届きました。その笹に一人一人が願いを込めた短冊を飾りました。子どもたちの願いはきっと星まで届くと思います。素敵な願い事がいっぱいですね。

折り鶴集会

折り鶴集会の様子

7月6日(木曜日)1時間目に「折り鶴集会」を実施しました。6年生が9月に修学旅行に行く際、平和への祈りを込めた千羽鶴を「ヒロシマ」で捧げてきます。6年生が1年生から5年生までの教室に行って、折り鶴を折る意義を説明した後、大きな画用紙を使って折り鶴の折り方を説明しました。なかなか上手に折れない児童には6年生が優しく教えていました。今年度、いろいろな場面で6年生が活躍する姿を見かけます。今回も6年生が一生懸命にサポートしたので、一人一羽ずつ折り鶴を折ることができました。「やったー折れた!!」と喜びの声と笑顔の花が咲きました。

全校朝の会…いえいえ全校昼の会を開催???

全校昼の会の様子

7月6日は「サラダ記念日」です。「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日...これは1987年に俵万智が発表した歌集『サラダ記念日』の中の一首です。『サラダ記念日』は280万部のベストセラーとなりました。この歌集がきっかけで短歌ブームが起き、また「記念日」という言葉を一般に定着させました。

さて、7月3日(月曜日)に予定していた「全校朝の会」ですが、水泳指導があったため5日(水曜日)の給食時間に「全校昼の会」を行いました。計画委員の児童が司会進行を行いました。校長先生からは「思い」と「思いやり」の話がありました。長尾小学校の児童で、登校中にケガをした低学年の児童に対して優しく寄り添い保健室まで連れて行った児童がいたそうです。また、雨の日に旗登板の方に「雨に濡れていますが大丈夫ですか?」と優しく声掛けをする児童もいたようです。困っている人を見かけると助けたい・手伝いたいという「思い」はみんな持っていると思いますが、それを行動に移すことが「思いやり」です。このような「思いやり」の行動がどんどん増えていけばよいと思います。

最後に生活指導の先生から7月の生活目標の話がありました。5・6月は廊下や階段を走らないことでしたが、守れている児童が増えてきました。次は掃除です。「学校中を ピカピカに 心もピカピカに」が7月の生活目標です。みなさん…守っていきましょうね。

ニラレバいため?レバニラいため?

給食の様子

7月5日の給食のメニューは「レバニラいため」でした。レバーを食べるのが少し苦手な子どもも、レバーをから揚げにした後、手作りの焼き肉のたれで味付けをした「レバニラいため」をたくさん食べていました。

さて、この献立ですがもともと中国から伝わった料理で「ニラレバいため」と呼ばれていました。しかし、今から50年以上前に放送されたアニメ番組の登場人物が何度も「レバニラいため」と言ったので、「レバニラいため」が定着したそうです。今日の「給食のお手紙」で知りました。私も知らなかったです。

美味しい焼きそばできました!(6年)

調理実習の様子

7月5日は「アナゴの日」です。日付は、7と5で「あな(7)ご(5)」の語呂合わせに由来しています。「土用の丑の日(ウナギを食べる)」のように「アナゴを食べる日」として定着させたいという想いが込められています。アナゴは、うなぎと同じようにビタミンA、ビタミンB類が豊富に含まれています。夏バテ防止にぴったりの食材です。

さて、6年生はクラスごとに調理実習をしています。献立は「焼きそば」です。タマネギ・ニンジン・ピーマン・ハムを包丁で適度の大きさで切り、ニンジンから順番にフライパンで炒めます。その後、麺と水を入れてから調味料を加え味付けをします。2時間の実習でしたが、1時間もかからない程で役割分担をして調理することができました。自分たちのグループで作った「焼きそば」はとてもおいしかったです!!!

ダルマ浮き…蹴伸び...上手にできています(3年)

水泳指導の様子

2回目の水泳指導がスタートしています。熱中症指数もレベル4(厳重警戒)に達しています。実はレベル5(危険)になると水泳指導もできなくなります。今日の水泳は3年生でした。「お地蔵さん」になって水の掛け合いをしたり、水中ジャンケンをしたり、ダルマ浮きをしたりして水慣れをしました。いよいよ今日の目標である「蹴伸び」です。身体をまっすぐにして両手を耳の後ろまで伸ばして、プールサイドの壁をけって進みます。上手に力が抜けて10mほど進めた子どももいました。今日の3年生は話を聞く姿勢も水泳指導に取り組む姿勢も最高でした。

学校運営協議会を開催

学校運営協議会の様子

7月4日は「アメリカ独立記念日」です。1776年7月4日、イギリスからの自由と独立を宣言し「アメリカ合衆国」が誕生しました。これを記念してアメリカでは祝日に制定されています。また、1584年にイギリスの探検家ウォルター・ローリーが、北米開拓のためにヴァージニア州に上陸したのも7月4日だったそうです。

さて7月3日(月曜日)長尾小学校第1回学校運営協議会を開催しました。学校・保護者・地域の代表が一堂に会し学校運営等について、様々な意見を出し合います。学校運営協議会の目的は、大きく分けて「校長が作成する学校運営の基本方針を承認すること」「学校運営について、教育委員会又は校長に意見を述べること」「教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項いついて、教育委員会に意見を述べること」の3点があります。今回は第一回目ということもあり、学校長から学校運営方針、児童・教職員等の状況、年間計画、150周年記念行事の報告を行いました。地域からは、子どもたちの見守り活動を一層支援できないか、教職員と保護者とのコミュニケーションの場をもっと設定できないかなどの意見が出されました。

多様な性を考えよう(LGBTQ+)

多様な性を考える授業

7月3日は「通天閣の日」です。1912年7月3日、大阪府大阪市浪速区に通天閣が完成しました。1903年の第5回内国勧業博覧会の会場跡地に娯楽地「新世界」を開発した際、その中心にフランスの首都パリのエッフェル塔と凱旋門を模して作られました。第二次世界大戦中に金属回収のため撤去されましたが、1956年に再建されました。現在の通天閣は二代目となります。通天閣は大阪の観光名所として知られ、2007年に国の登録有形文化財となりました。公式キャラクターは幸運の神「ビリケン」です。「通天閣」の名前は「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治時代の儒学者・藤沢南岳です。

さて、7月3日(月曜日)4年生を対象に多様な性を考える授業を行いました。講師は元長尾小学校長の登日綱先生です。性のあり方は、男性か女性という二つの枠組みではなく、「多様で豊かなもの」という考え方に変化しつつあります。好きなこと、服装などが、人それぞれ違うように、自分が思っている性別も人それぞれ違います。性には、(1)こころの性(自分が実感している性別。生きていきたい性別)(2)からだの性(生 まれたときの体の性別)(3)好きになる性(好きになる相手の性別)(4)表現する性(自分が表現したい性別)などがあります。性は、男性か女性ではっきり分かれるものではありません。最後に、いろいろな性を尊重した周りの人との関わり方を考えてみようと投げかけておられました。