2025年1月前半の学校の様子
助産師会の方による命の授業(5年生)
1月15日は「小正月(こしょうがつ)」です。1月1日を大正月というのに対して、1月15日を小正月と言います。小正月までが門松を飾る期間として「松の内」とも言います。とんど焼をしたり、小豆粥やぜんざいなどを食べたりします。
さて、1月14日(火曜日)3・4校時に5年生を対象として、宝塚市助産師会の薮内先生による命の授業を実施しました。「お母さんのおなかの中で、自分たちがどのように大きくなっていったのか?」という話を聴きました。胎盤の模型なども持ってきていただき、分かりやすくプレゼンテーションで説明していただいたりして、子どもたちも驚いていました。赤ちゃん人形を抱っこさせてもらった児童や妊婦さん体験をさせてもらった児童など、貴重な体験をさせていただきました。お家の人の思いを受けて、この世に誕生した大切な命。どの命もこれまで受け継がれてきた命です。かけがえのない命を大切にしてほしいと思います。
マラソンで世界一周(4年生)
1月14日は「タロとジロの日(愛と希望と勇気の日)」です。1959年1月14日、南極観測船から飛び立ったヘリコプターが南極の昭和基地に着いた時、南極観測隊に同行し、前年に置き去りにされた15頭のカラフト犬のうちタロとジロの2頭が生きているのが発見されました。この話は『南極物語』という映画にもなり記念日も制定されました。
さて、4年生は1月からマラソンに取り組んでいます。体育の時間に運動場の外周を5分間走します。走った週回分のマスの数だけ、世界一周マラソンカードの色を塗っていきます。どの児童も一生懸命走っており、「5週走れた」「最後の30秒を全力で頑張れた」など、うれしそうに話してくれました。
3学期の給食スタート!!
1月10日は「十日えびす」です。七福神の一柱である恵比寿神を祀る神社の祭礼です。商売繁盛を願って多くの人々が参拝し、縁起物を飾った笹や熊手を授かります。多くの神社では前日の宵えびすから翌日の残り福までの3日間行われます。西宮えびす神社では、毎年、福男を決めるための神事が行われます。
さて、1月9日(木曜日)に3学期の給食がスタートしました。給食のメニューは「パン・牛乳・醤油ラーメン・きびなごの照り煮」です。子どもたちは、久しぶりの給食に喜んでいました。
書初めで今年の目標を!(4年生)
1月9日は「とんち(クイズ)の日」です。「とんち」で有名な一休さんにちなんで「いっ(1)きゅう(9)」と読む語呂合わせからだそうです。一休さんは室町時代のお坊さんで「屏風の虎退治」や「このはし渡るべからず」などが有名です。
さて、4年生の教室では2025年の目標を記した「書初め」が飾られていました。2024年を振り返り、2025年は自分自身で何にチャレンジするのかを決めてから字を選び、書初めしました。読むのが難しい四字熟語を選択した児童もいました。また、絵馬に学習と生活の目標を書いて、掲示しているクラスもありました。自分のめあてや目標を設定して、それに向かってチャレンジしてほしいと思います。
1年生の学校生活の様子
1月8日は「平成 改元の日」です。1989年1月8日、新しい元号である「平成」が始まった日です。この日は「平成スタートの日」や「平成はじまりの日」などとも呼ばれています。
さて、1月8日の1年生の学校の様子を紹介します。1年生は年末年始の過ごし方について発表したり、クラスの親睦を深めるためにレクリエーションをしたり、算数の繰り上がりのある足し算や繰り下がりのある引き算をしたりするなど、楽しそうに学習したり活動したりしていました。2学期末は学年閉鎖となり、どのクラスも終業式に参加することはできませんでした。しかし、1月7日(月曜日)の3学期の始業式には元気な姿を見せてくれました。笑顔いっぱいな姿を見て、良い年末年始を過ごし心も体も十分に充電できたんだろうと思いました。
3学期始業式
1月7日は五節句の一つ「人日(じんじつ)」です。七草粥を食べる風習があるため七草の節句とも言われています。この日は新年を無事に迎えられたということの感謝、家族みんなが元気で一年の無病息災を願うことになっています。また、この時期に七草粥を食べるというのは、正月のご馳走に疲れた胃腸を休めると共に野菜の乏しい冬にビタミンを補給するという効用があるということです。
さて、1月7日(火曜日)朝から笑顔いっぱい・元気いっぱいに子どもたちが登校してくれました。始業式では、校長先生から「有終の美」という話がありました。3学期は、今年度の仕上げと次にやってくる学年への準備をする学期です。6年生にとっては、卒業し進学していく中学校1年生の0学期、5年生にとっては長尾小学校の最高学年である6年生の0学期です。有終の美とは『何かをやり始めることは誰でもできるが、最後までやり遂げることは難しく立派で美しいという意味』です。飛行機だって、高く遠くへ飛ぶためには、その前にしっかりと滑走路を走らないといけません。次の学年に向かって大きく羽ばたくためには、この3学期は「しっかりと走り切ること」が大切となります。そのために周りの子を気にすることなく、自分自身をしっかり見つめることを意識してみてくださいとう話でした。次に校歌を歌いました。生活指導の先生からは1月の生活目標について話がありました。1月の生活目標は「手洗い・うがい 早寝早起きで 体調を整えよう」です。11月と12月はインフルエンザ等に罹患した児童が多く、たくさんのクラスが学級閉鎖となりました。3学期は体調を整えて、笑顔で元気に登校してほしいと思います。最後に読書感想文コンクールの表彰を行いました。
新年 あけましておめでとうございます
2025年がスタートしました。本校の保護者・地域の皆様方におかれましては、新しい年への期待や希望に満ちた穏やかな年明けを 迎えられたことと存じます。皆様方には、昨年も常に温かく本校の教育活動を見守り、支えていただきました。本当にありがとうございました。そして本年がまた、子どもたちの健やかな育ちを楽しみにできる素晴らしい一年になりますことを願っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の干支は甲辰(きのえ・たつ)でした。辰は「昔から現れるとめでたいことが起こる」といった意味があったそうです。今年の干支は『乙巳(きのと・み)』になります。「乙(きのと)」は十干の2番目にあたり、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく意味を持ちます。また12支の巳(み・へび)は、神様の使いとして大切にされてきた動物で、脱皮を繰り返すことから不老不死のシンボルともされております。そのため乙巳は、これまでの努力や準備が実を結び始める時期になりそうです。今年は巳年です。巳は、脱皮をするというイメージから「復活と再生」を意味します。新しいことが始まる年になると言われたり、「巳(み)を結ぶ」年とも言われたりするようです。
今年も児童玄関に新年のあいさつを掲示しました。子どもたちにとってより良き年になりますよう教職員一同、指導支援をしてまいります。