2025年10月後半の学校の様子
走り幅跳びと鉄棒にチャレンジ!(4年生)

10月27日から11月9日までの2週間は、「読書週間」です。この読書週間は、戦後間もない昭和22年に「文化の灯を消すな」という願いのもと始まり、今年で78回目を迎えます。読書の楽しさや大切さを広め、子どもから大人までが本を通じて心を豊かにすることを目的としています。本には、私たちの知らない世界を教えてくれる力があります。物語の中で登場人物の気持ちに寄り添ったり、歴史や科学の知識を深めたりすることで、子どもたちは自分の考えを広げ、他者を理解する力を育んでいきます。本校も、本日から読書週間がスタートしました。家庭でも、ぜひお子さまと一緒に本を開き、読書の時間を共有していただければと思います。読書は、静かで穏やかな時間の中で、自分自身と向き合う貴重な営みです。読書週間をきっかけに、子どもたちが本とより深く関わり、心豊かな成長につながることを願っています。
さて、4年生は、体育の授業で「走り幅跳び」と「鉄棒」に取り組んでいます。走り幅跳びでは、助走から踏み切りまでの流れを意識し、特に最後の3歩のリズムを大切にしています。砂場でのジャンプ練習だけでなく、片足で弾むようなトレーニングにも挑戦し、踏み切りの力強さを身につけようと頑張っています。自分の記録に挑戦する姿や、友だち同士でアドバイスをし合う姿が見られ、学び合いの雰囲気が広がっています。鉄棒では、「逆上がり」や「足掛け上がり」などの技に挑戦中です。できるようになった技を友だちに見せたり、何度も練習を重ねて少しずつコツをつかんだりと、子どもたちの表情には達成感と意欲があふれています。運動を通して、体の使い方だけでなく、挑戦する気持ちや仲間と支え合う姿勢も育まれています。これからも、楽しみながら力を伸ばしていってほしいと思います。
食育出前授業 ~巻きずしに挑戦~

10月24日は「マーガリンの日」です。1971年10月24日に日本マーガリン工業会が設立されたことに由来しているそうです。マーガリンの普及と正しい理解を促すために制定された記念日で、毎年この日にはマーガリンの栄養や使い方についての啓発活動が行われることもあります。
さて、
10月23日(木曜日)、6年5組の教室に、わくわくと緊張が入り混じった空気が漂いました。今日は、市役所健康推進課の方と、地域の「いずみ会」の皆様をゲストティーチャーに迎え、食育出前授業「巻きずしづくり」に挑戦する日です。子どもたちは、エプロンと三角巾を身につけ、真剣な表情で卵焼きを焼いたり、しいたけや高野豆腐を細かく切ったりと、具材の下ごしらえに取り組みました。包丁を握る手には少し緊張が走りながらも、友だちと声を掛け合い、協力して準備を進めていきます。いよいよ、酢飯をのりの上に広げ、具材を並べて…「巻く瞬間」がやってきました。先生方やゲストの方々のアドバイスを受けながら、慎重に手を動かす子どもたち。「うまく巻けるかな…」とドキドキしながらも、笑顔と歓声があふれる瞬間でした。完成した巻きずしは、麩のすまし汁と一緒にいただきました。「自分で作ったから、いつもよりおいしい!」「家でも作ってみたい!」という声があちこちから聞こえ、食事の時間は笑顔でいっぱいに。この体験を通して、食材への感謝の気持ちや、食の大切さ、そして仲間と協力する楽しさを学ぶことができました。ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
ブラッシング指導を実施(4年生)

10月23日は二十四節気の一つ「霜降」です。霜降は、秋の終わりから冬の始まりにかけての節気で、霜が降り始める頃という意味です。朝晩の冷え込みが強まり、草木に霜が見られるようになります。また、農作物の収穫が本格化し、冬支度を始める目安にもなります。
さて、10月23日(木曜日)、4年生の児童を対象にブラッシング指導を実施しました。本校の歯科医の先生が2名来校され、虫歯や歯周病についてわかりやすく説明された後、歯磨きの仕方について丁寧に指導していただきました。
子どもたちは、歯科医の先生の話に興味津々で耳を傾けていました。実際に歯ブラシを使って磨く練習では、「こんなふうに動かすんだ!」「前より上手に磨けた気がする!」といった声が聞かれ、楽しみながら学ぶ姿が印象的でした。自分の歯を大切にする意識が高まる、貴重な学びの時間となりました。
人権同和参観懇談会を実施


10月22日は「平安遷都の日」です。794年10月22日、桓武天皇は都を長岡京から現在の京都市に移しました。この新しい都は「平安京」と呼ばれ、日本の歴史において大きな転換点となりました。平安京は、約400年にわたって日本の政治・文化の中心地として栄え、源氏物語や枕草子など、今に伝わる多くの文学や芸術が生まれました。この日を記念して、京都では毎年「時代祭」が行われ、平安時代から明治時代までの衣装をまとった人々が行列をつくり、歴史の流れを感じることができます。本校でも、歴史に親しみを持ち、昔の人々の知恵や文化を学ぶ機会として「平安遷都の日」を紹介します。日本の伝統や文化に目を向けるきっかけになればと思います。
10月21日(火曜日)、高学年を対象に「人権同和参観・懇談会」を実施しました。4年生は「あの子」、5年生は「ミナの笑顔」、6年生は「招かれなかったお誕生会」を教材に、それぞれの学年に応じた人権学習の授業を行いました。授業では、登場人物の気持ちに寄り添いながら、「自分だったらどうするか」「相手の立場に立つとはどういうことか」などを考える場面が多く見られました。子どもたちは真剣な表情で話し合いに参加し、互いの意見を尊重しながら学びを深めていました。多くの保護者の皆様にもご参観いただき、子どもたちの成長や学びの様子を見守っていただきました。懇談会では、授業を通して感じたことや、家庭での人権教育のあり方についても意見交換が行われ、有意義な時間となりました。本校では、今後も人権教育を大切にし、すべての子どもたちが安心して学び、互いを尊重し合える学校づくりを進めてまいります。
平和への願いを込めて ~平和の虹~

10月21日は「明かりの日」です。これは、1879年のこの日、アメリカの発明家トーマス・エジソンが世界で初めて実用的な白熱電球を完成させたことにちなんでいます。電気の明かりが生まれたことで、夜でも安全に活動できるようになり、私たちの生活は大きく変わりました。今では、教室や家庭、街のあちこちで明かりが使われており、なくてはならない存在です。この記念日を通して、明かりのありがたさや、電気を大切に使うこと、省エネの工夫について考えるきっかけにしたいと思います。
さて、児童ホールに、全校児童の願いが込められた「平和の虹」が完成しました。この取組は、10月に6年生が中心となって行った平和報告会の活動の一環として行われたものです。平和報告会では、修学旅行で訪れた広島での学習や、平和記念資料館で感じたことをもとに、6年生が自分たちなりの言葉で「平和とは何か」「今、自分たちにできること」について発表しました。その思いを全校に伝え、みんなで平和について考える機会としました。報告会の後、各学年・各グループで「平和への願い」や「みんなが笑顔で過ごすために大切にしたいこと」を話し合い、色とりどりの紙に思いや願いを記しました。それらを集めて一つの大きな虹の形に仕上げたのが、この「平和の虹」です。「世界の空にかかる虹のように、私たち一人ひとりの笑顔と優しさがつながって、平和の輪が広がっていきます。思いやりの心を大切に、友だちを尊重し、みんなで支え合う学校をめざそう。」・・・児童ホールにかかる虹には、子どもたち一人ひとりの優しさや希望の気持ちが詰まっています。この掲示を通して、子どもたちは改めて「日々の生活の中でできる小さな平和づくり」について考えることができました。これからも、互いを思いやり、笑顔あふれる学校づくりを進めていきたいと思います。
教育実習生の研究授業を終えて

10月20日は「リサイクルの日」です。「ひとまわり(10)ふたまわり(20)」という語呂合わせから、リサイクルの循環(サイクル)をイメージして制定された記念日で、3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間の一環として、環境省などが中心となって啓発活動が行われています。
さて、今年度本校では4名の大学生を教育実習生として受け入れており、早いもので今週で教育実習が終了します。先週末から今週にかけては、教育実習生による研究授業が行われました。授業には大学のゼミ担当教官も来校され、あたたかい眼差しで学生と子どもたちの様子を参観されました。子どもたちと真剣に向き合いながら授業づくりに取り組む教育実習生の姿は、学校全体に新鮮な風を吹き込んでくれました。実習を通して得た経験が、今後の学びと成長につながることを願っています。
チャレンジ学級活動(1年生)

10月17日は「上水道の日」です。
この日は、くらしに欠かせない水道の仕組みや、水の大切さについて改めて考える日です。
蛇口をひねれば水が出る――そんな当たり前のことが、たくさんの人の努力と技術によって支えられていることを、子どもたちにも伝えていきたいですね。
さて、同じく10月17日(木曜日)、1年2組では学級活動が行われました。
今日の議題は「まとあて」。みんなが楽しく活動できるように、どんなルールにしたらよいかを話し合いました。
司会進行は子どもたち自身が担当し、教師は支援に徹する形で進められました。
自分たちで考えたルールだからこそ、活動に対する意欲や責任感が育まれ、より価値ある時間となりました。
平和について考えよう「平和報告会」


10月16日は「世界食料デー」です。この日は、世界中の人たちが「食べもの」について考える日です。世界には、毎日おなかいっぱい食べられない人がたくさんいます。その一方で、食べきれずに捨てられてしまう食べものもたくさんあります。「食べものを大切にすること」や「残さず食べること」は、世界の人たちとつながる大事な行動です。今日の給食も、作ってくれた人に感謝して、残さず食べてほしいと思います。そして、食べもののありがたさについて、みんなで考えてみましょう。
10月15日(水曜日)1時間目に、全校で「平和報告会」を行いました。オープニングでは、6年生が「HEIWAの鐘」の歌と「呼びかけ」、そして峠三吉の詩「人間をかえせ」の群読を披露しました。心のこもった歌声と力強い言葉が響き渡り、平和への思いが伝わってきました。その後、6年生は各教室を回り、これまでの平和学習の成果をパワーポイントを使って発表しました。クイズを交えたり、難しい言葉をわかりやすく言い換えたりするなど、聞く人のことを考えた工夫がたくさん見られました。最後は、全校児童で「平和の虹の架け橋」を作りました。班ごとに配られたリーフに、平和への願いや思いを書き込み、みんなの気持ちを一つにつなげました。完成した作品は、後日学校のホームページで紹介する予定です。ぜひご覧ください。

