着衣水泳

「着衣水泳」では,水の中に衣服を着たまま入ると、動きづらいこと、泳ぎが得意な人でも溺れてしまうことがあることを子供たちに伝えるためです。
夏休みには,家族で川や海などの水のある所に遊びに行く機会が増えます。水難・水害事故の多くは衣服を着ている状態で起こる事が多く、水辺での思わぬ事故への対処方法として着衣水泳を各学年で行いました。
学校で伝えたことは「浮いて待て」です。やってはいけないことは
(1) 水の中で服や靴を脱ごうともがくこと
(2) 声を出したり,手を振って助けを求めること
(3) 岸に向かって必死に泳ごうとすること です。

子どもたちは「服がからだにはりついて気持ち悪い。重たい。」「動きにくい。」と言っていました。また浮くことが怖くて,上手に受けない児童がいましたが,上手な友だちや先生の手を借りて少しずつですが上手に受ける児童が増えてきました。
また低学年はビート板をだっこして,「あおむけでうく」経験をしました。
とにかく自分の命を守るためにできることを学校では指導をしました。プールに入れなかった見学の児童もプールサイドからしっかり見て学んでいました。おうちでも夏休みにプールに行く機会があれば「浮く」という体験をみんなでしてみてください。