3年生 ブラッシング指導

ID 6011603 更新日  2024年10月3日

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ブラッシング指導
 今日は,3年生がブラッシング指導を受けました。
歯科医師の先生と歯科衛生士の先生が来てくださり,3年生に「虫歯にならないために」「なぜ虫歯になるのか」「どういうことに気をつけて歯みがきをするのか」などについて話をしてくださいました。
ブラッシング指導
 食べ物(とくに甘いもの)を食べると口の中の菌が,活発にはたらいて,酸をつくります。 この酸によって、歯がとかされます。 これが、むし歯のはじまりです。しかも歯と歯茎の間(歯の根元)にプラーク(歯垢)がたまると,もっと菌が増殖して虫歯がひどくなるそうです。
ブラッシング指導
 そこで歯科衛生師さんからは「好きな時に好きなものを食べるのではなく,決まった時間に食べることで口の中の安全が保たれます。」と教えてもらいました。
図にあるように,物を食べると口の中は一時的に酸が強い状態になり,虫歯になる危険な状態(赤)になりますが,しっかりかんで食べることで唾液が多く出され,唾液には「自浄作用」が働いて虫歯予防になるので,口の中がまた衛生的な安全な状態(青)に戻ります。おかしを好きな時に食べている口の中は,常に酸が出され虫歯リスクが高まります。だから決まった時間にたべるといいのですね。
ブラッシング指導
 子どもたちは一生懸命話を聞いていました。質問コーナーでは,歯科医師の先生に一つ一つの質問に答えていただきました。
(1) 歯ブラシは濡らして使わない方がいいのですか?
答え:歯ブラシを清潔な状態で使ってほしいので,使う前には一度歯ブラシを洗ってしっかり水を切ってからハミガキ粉をつけてみがいてくださいね。
(2) 寝ている間ななぜ虫歯になりやすいのですか?
答え:寝ている間は「もぐもぐ」しないので,唾液が出ず,乾いた状態になります。すると虫歯菌が活発になるから虫歯リスクが高まるのです。
などなど,なかなか興味深い質問が出ました。

 これからは今日の学習を生かして,しっかりかんで食べることや,甘いものをだらだら食べないことなど自分の歯のためにできることを考えて食生活を楽しみましょう!