4年生 福祉体験学習

ID 6011953 更新日  2024年12月12日

印刷大きな文字で印刷

4年生
 11月29日(金曜日)に4年生が福祉教育体験学習を行いました。
今回の学習では,兵庫県北部,神鍋高原や城崎温泉,竹野浜がある但馬地方を拠点としてインクルーシブな活動促進を目指して活動されている「インクルー」より2名の講師の先生をお招きしました。
4年生
 子どもたちには,最初のオリエンテーションで画像を用いながら,「なぜこの活動をしているかというと・・・体の不自由な人でも,様々なスポーツやアクティビティを楽しめるようにと,ユニバーサルな活動を提案している団体です。海の上でも,木の上でも,雪の上でも,みんなと同じように体の不自由な方々が体を動かすことができたらいいよね!」と様々な活動の様子を見せてくださいました。
4年生
 次に子どもたちは体育館へ移動し,水陸両用アウトドアの車いす「ヒッポキャンプ」
の使い方の指導を受けました。この「ヒッポキャンプ」を使って、山・高原・海・川などの様々な自然へお出かけすることが可能になるそうです。今まで「やってみたいけど手段がない…」と、挑戦できなかったスポーツやアクティビティに、だれでもどこでも一緒にチャレンジすることが可能になり,身体が不自由でも,できることが増える喜びを子どもたちは体験しました。
4年生
 「今まではふつうの車いすでは山に登ることができなかったのに,このアウトドアの車いすを使って山に登ることができるなんていいと思います。」「タイヤが2つついている理由は,山などでパンクした時にもう一つで動かすことができるからだと聞いて,なるほどなと思いました。」「みんなで協力することで,一緒に海や山や川に行けるということが大切だと思いました。」「協力しないと動かないということもわかりました。誰かのためにみんなががんばるところがいい。」子どもたちのまっすぐな感想に,今日の活動がきっと子どもたちの「自分たちにできること」や可能性を広げてくれたと感じました。