3年生 CAPワークショップ

「CAP」とは「イヤなこと・怖いことがあったときにどうしたらいい? 大切な自分を守るために知っておきたいこと」を学ぶための学習です。
日々の生活の中で,子供が被害にあう犯罪のニュースが毎日のように流れています。
「知らない人に声をかけられ,おいかけられた」「「おうちの人のところへ一緒に行こう」と車に乗せられかけた」「一緒にゲームをしようと家へ連れ込まれそうになった」「知らない人に体をさわられた」などの犯罪に巻き込まれることが増えています。

子どもたちにとって大切な権利として「あんしん」「じしん」「じゆう」ということがあります。どんな人にも守られるべき3つの権利です。子どもたちが危険な状況になったときに「いや」「やめて」「だれか!」と逃げることやその場を離れることが大切だいう感覚をもたせ,大切な自分を守るための行動を起こすことができるようになってほしい。
その願いのもと,いくつかの「劇」を見たり,実際に自分たちで演じてみたり,「こういう時どうしたらいいかな?」と話し合ったりしました。子どもたちは「先生に相談しに行く!」「言えなかったら私も一緒に言ってあげる!」など自分の考えを伝え合いました。

自分の身体や心を守るのは自分。誰も人の「安心」「自信」「自由」を奪うことはできないのだということを学びました。教室や家でもこの3つの権利を守りながら,自分も友達も家族も大切にしながら,過ごしてほしいと思います。