4年生 福祉教育

ID 6013274 更新日  2025年11月8日

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4年福祉体験
 本日の4年生の福祉学習は,「INCREW」さんをゲストティーチャーに迎え,「どんな人でも,だれでもが参加できる社会を目指して,自分たちが今できることは何か」について考えられる体験活動を行いました。
4年福祉体験
 今回は,アウトドアやスポーツでも活躍できる「ヒッポキャンプ」という特殊な車いすの紹介と,通常の車いすとの違いを体験する活動が行われました。児童たちは,段差や曲がりくねった道での補助の仕方,誘導の方法など,実際に自分で考えながら体験することで,身体が不自由な方との関わり方について深く学びました。
4年福祉体験
 活動を通して,児童は「お世話する人・される人」という固定的な関係ではなく,一人ひとりが自分の役割やできることを考え,協力し合うことの大切さに気づきました。過剰なヘルプではなく,必要な場面で声かけや補助をし,みんなが無理なく楽しめる環境をつくることが,インクルーシブな社会につながることを体感できました。
4年福祉体験
 子どもたちの感想には,「車いすそれぞれの違いを知った」「体の不自由な方も自分たちもともに楽しめる社会になったらいい」「自分にできることを考えることができた」「車いすを押すときの声かけや協力の大切さがわかった」など,前向きな気づきが多く見られました。

今後も,児童が自分の役割を考えながら,互いに認め合い,協力し合う機会を大切にしていくことで,誰もが安心して過ごせる学校・社会づくりにつなげ,みんなでそのような学校づくりを目指したいと思います。