2年生 音読劇「お手紙」
2年生の児童による「お手紙」(アーノルド・ローベル作・絵)の音読劇が行われました。児童はグループに分かれて,役割を決めました。「がまくん」「かえるくん」「ナレーション」をしました。
この話は,がまくんが毎日手紙を待っているのに,なかなか手紙が届かず寂しく感じているところから始まります。その様子を見たかえるくんは,がまくんを喜ばせたいという思いから,自分でがまくんに手紙を書いてかたつむりくんに届けてもらいます。がまくんは,ついに自分宛ての手紙を受け取り,とても嬉しい気持ちになります。
物語を通じて,友達への思いやりややさしさ,誰かのために行動することの大切さが描かれています。「お手紙」をきっかけに,幸せな気持ちが生まれることや,友達を思う気持ちの温かさに気づくことができるお話です。その様子を子供たちは声や動作,表情で豊かに表現しました。待つことをあきらめかけたがまくんを「もう少しだけ待ってみようよ。」と説得を試みるかえるくんの様子やお手紙を書いてくれたことを知った時のがまくんのうれしさの混じった驚きかたなど,ナレーションもゆっくり読んだり,少しあわてたように読んだり,子供たちなりの「がまくん」「かえるくん」「ナレーション」の表現が素晴らしかったです。