学校いじめ防止基本方針
いじめ防止の取り組み
近年、全国で子どもたちがいじめを苦に自らのかけがえのない命を絶つという痛ましい事件が相次ぐなど、いじめ問題は社会問題ともなっています。いじめは、最も身近で深刻な人権侵害であり、決して許される行為ではありません。いじめられている子どもがいる場合は最後まで守り抜き、いじめをしている子どもにはその行為を許さず、毅然として指導していく必要があります。いじめ問題の根絶を目指して、学校・家庭・地域・関係機関等が連携して、いじめの未然防止・早期発見・早期対応が求められています。中山台小学校では、「いじめは絶対に許されない」という認識のもと、いじめの根絶を目指し様々な取組を進めています。
いじめ問題再発防止に関する基本方針にかかる行動計画
宝塚市として、子どもたちの安全安心に学校生活を過ごすことができるような環境づくりを構築していく上で、次の5つの柱(小学校は4つ)が設定されました。
1 子どものSOSに気づく力を高めます
2 子どもの主体性を育てます
3 部活動を改革します(中学校)
4 チーム学校で取り組みます
5 子どもに対する体罰及びハラスメントを根絶します
本校では、この4つの柱をもとに3つの重点目標と「いじめ防止行動計画」を策定しました。
この重点目標と行動計画は、いじめ防止対策基本方針に基づいて計画・実践・振り返りをしながら更新していきます。
主体的に学校生活に参画させ自信をもって発信できる学校を作ります。
本校の子どもたちは一人ひとり大きな力を持っています。その力を発揮伸長するうえで安心して発信できる環境づくりが大切です。児童会活動や特別活動を通じて、学校行事や日常生活に積極的に参画できる教育活動をしていきます。
授業や学校生活全般を通し自分も人も大切にする子どもを育てます。
自信をもって自分の思いや願いを発信していくためには、安心できる周りの環境が必要です。日々の授業では、相手の話をしっかりと聞いて「対話」することを大切にし、子どもたちが自信をもって自分の言葉で語ることのできる環境づくりにつとめます。学校生活では、日々の行動の中で、自分も友だちや周りの人も安全に、気持ちよく学校生活を送ることができるよう、子どもたちを育んでいきます。
子ども理解に努め、素早くチームで対応する教職員集団を作ります。
子どもは常に言動で自分の思いを表出していきます。そのサインを見逃さないために、日常の出来事を教職員で共有する場を設けます。また、情報を共有しながらチームで対応する体制を整えます。報告や相談を大切に、一人で抱え込むことがない風通しの良い教職員集団を作ることが、子どもを守ることにつながります。また、研修を積極的に実施し、教職員の人権感覚を高めていきます。
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