3年生「修学旅行」特集

ID番号 6011082 更新日  2024年6月11日

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3年生「修学旅行」一生に残る大切な思い出が出来ました 特集 

修学旅行表紙

5月20日(月曜日)~22日(水曜日)

今年度の3年生は5月20日(月曜日)から22日(水曜日)の2泊3日で沖縄に修学旅行に行ってきました。

修学旅行期間中に沖縄地方が梅雨入りし、あいにくの天気となりましたが、それでも3年生の頑張りもあり予定していたプログラムはすべて行うことが出来ました。

生徒たちは今回、修学旅行に行くにあたって「離れていても志はひとつ~平和と命の尊さを感じよう~」という目標を掲げました。ここには民泊体験としてそれぞれグループに分かれて沖縄の文化を体験することをイメージしたところがありましたが、さらにここにはこれまでの中学校生活2年間でお世話になった先生方をはじめとるたくさん人たちへの感謝の気持ち、その人たちと一緒に修学旅行に行きたかったという想いも込められました。

そんな目標のもとに行った沖縄の地では、平和、自然、文化など、多くのものを目の当たりにし、体感して、一生に残るたくさんの大切なそして素敵な思い出が出来ました。

(「1日目」に続く)

3年生「修学旅行」特集 1日目 その.1 

修学旅行1日目(1)

5月20日(月曜日)

朝7時、大阪空港駅下のスペースに参加予定の生徒全員が元気に集合しました。

出発式ではいきなりのサプライズがありました。昨年度までこの学年の代表としてお世話になった先生がお見送りに来てくれました。改めてこれまで自分たちに関わってくれた先生方の想いも一緒に沖縄に行こうと確認した出発式になりました。

式後、各自飛行機のチケットを受け取り、搭乗手続きへ。少し緊張しながらも荷物検査も受け、無事に手続きを終えました。

ついに離陸です。初めて飛行機に乗る生徒も多く、不安いっぱいの表情を浮かべる生徒もいましたが、離陸し安全ベルトのランプが消えるころにはすっかり落ち着いたようで、いただいた飲み物をおいしそうに飲んでいました。機内では皆マナー良く過ごせました。

(「その.2」に続く)

3年生「修学旅行」特集 1日目 その.2

修学旅行1日目(2)

約2時間で那覇に到着しました。宝塚よりは確かに暑さはありましたが、思っていたよりさわやかで蒸し暑さは感じませんでした。

空港からバスの駐車場に移動したところで、驚いたことがありました。なんと高司中学校の校歌が聞こえてくるではありませんか。聞こえてくる方向を見てみると、そこには男子数名が肩を組んで校歌を斉唱していました。修学旅行の始まりに沖縄の地で高中の校歌が聴けるなんて、感動のスタートとなりました。

1日目の最初のプログラムは、「平和学習」です。

那覇空港からバスに乗り、ガマに向かいました。ガマとは戦争当時、沖縄の人々が防空壕として隠れた自然の洞窟のことです。今回はクラスごとに3カ所に分かれて別々のガマを見学しました。暗くジメジメした蒸し暑さのなかで、語り部の方からこのガマがどのように使われたのか、ガマの中ではどのような様子だったのかの話を聞きました。その後、一行は移動し「ひめゆり平和祈念資料館」を見学しました。戦争は「人間から人間らしさを奪ってしまうもの」、そんな戦争の恐ろしさ、悲しさ、愚かさを実感した。そして命の大切さを改めて感じ、平和な社会を築くことの大切さを強く感じました。

(「その.3」に続く)

3年生「修学旅行」特集 1日目 その.3

修学旅行1日目(3)

平和学習を終えた一行は、次のプログラム、「民家体験」を行う今帰仁村に到着しました。「出会いの式」を行う駐車場では今帰仁村の民家の皆さんにお出迎えをしていただきました。さっそく始まった「出会いの式」は、民家の方の三線の演奏からスタートしました。いきなりの生演奏に改めて沖縄に来たことを実感しました。その後、生徒たちはそれぞれにお世話になる民家のお宅の車に乗って出発していきました。一泊の「民家体験」が始まりました。

(「2日目」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 2日目 その.1

修学旅行2日目(1)

21日(火曜日)

2日目が始まりました。朝からあいにくの雨になりました。沖縄地方はついに梅雨入りとなりました。

でも「民泊体験」としては、雨も沖縄の体験のひとつです。民家さんも雨のために予定を少し変更はしていただいているようでしたが、それでもそれぞれに工夫をしながら沖縄ならではの場所を見せていただいたり、シーグラス(波で角が削られたガラス)でネックレスなどを作る活動などもさせていただいているようでした。「食べ物が、めっちゃ美味しいです‼️」と興奮気味に伝えてくれた生徒もおり、サーターアンダギーや海ぶどうなど沖縄の食べ物にも満足をしているようでした。

民家のお宅で昼食をいただいて「民家体験」は終了です。生徒たちはホテルのロビーに集合し、民家の方々との「お別れの式」を行いました。たくさんの貴重な体験をさせていただいた今帰仁村の皆さま、「ニフェーデービル(ありがとうございました)。」

(「その.2」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 2日目 その.2

修学旅行2日目(2)

2日目の午後のプログラムは「マリンスポーツ体験」です。

生徒たちはホテルのビーチに集合しました。

しとしと雨ではありましたが、ホテルのスタッフの方も大丈夫ということで実施しました。ドラゴンボート、カヤック、ビーチバレーに水遊びとそれぞれに沖縄の海を楽しみました。思い存分声を上げ、笑顔いっぱいで学年みんなで遊ぶ姿は微笑ましいものでした。

(「その.3」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 2日目 その.3

修学旅行2日目(3)

「マリンスポーツ体験」を終え、お腹もすいたところで「夕食タイム」です。

少し疲れもありましたがビュッフェスタイルのおいしそうなたくさんのお料理を目の前にしてテンションもMAX!! みんなお皿いっぱいにお料理を盛り、満足気に食べていました。カレーライスをおかわりする生徒も何人もいて、お腹いっぱいにいただきました。

食事を終えて、ごちそうさまの際に、お世話になるホテルの方にごあいさつをしました。

この日の最後のプログラムは、実行委員が学校で事前に綿密に企画した「学年レクレーション」です。オープニングのエイサーからはじまり、その後は、IPPONグランプリ、ジェスチャーゲーム、連想ゲーム、そしてマジックなどなど、みんなで盛り上がりました。学年みんなで盛り上がるそんなプログラムが多く、学年が一体となって楽しみました。

これからホテルの各部屋で就寝となります。おやすみなさい。

(「3日目」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 3日目 その.1

修学旅行3日目(1)

22日(水曜日)

最終日。この日も残念ながら雨模様。やっぱり梅雨ですね。

朝食もビュッフェスタイルです。少し眠そうな表情でレストランに集合した生徒たち、それでもご飯派、パン派と、それぞれ朝からしっかりといただきました。食事を終え、お世話になったホテルの方にお礼を述べて、ホテルを出発しました。

この日の最初の目的地は「美ら海水族館」です。ジンベイザメのモニュメントの前でクラス写真を撮って、グループごとに館内に入っていきました。

(「その.2」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 3日目 その.2

修学旅行3日目(2)

ジンベイザメのいる巨大な水槽を目にすると「すっげー!」という声が上がっていました。南の島ならでは色鮮やかな魚やウミガメなどもいて、それぞれに写真を取りながら、進んで行きました。

約1時間半、水族館を楽しみ、外に出ると雨はあがっていて、向かえにある伊江島もはっきりと見えるようになっていました。全員が無事にバスに戻り、最後の目的地に向かいました。

(「その.3」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 3日目 その.3

修学旅行3日目(3)

ついに最後のプログラム「国際通り散策」です。牧志公園から県庁までの間を約2時間30分でグループごとに過ごします。ただ那覇はしっかりと雨が降っています。買い物、昼食と事前に決めていたポイントをがんばって回ろうとしていましたが、雨のために予定を変更しながらの散策となりました。それでも家族一人ひとりのことを思い浮かべながら一生懸命に買い物をする様子は微笑ましいものでした。雨の中でもアイスはおいしい!!

(「その.4」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 3日目 その.4

修学旅行3日目(4)

予定の時刻には沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗り、すべてのグループが那覇空港に集合しました。

那覇空港に着いた生徒たちはさすがに疲れた様子でしたが、その後の搭乗手続きも無事に済ませて沖縄をあとにしました。

(「その.5」に続く)

 

3年生「修学旅行」特集 3日目 その.5(Fin.)

修学旅行3日目(4)

伊丹空港に到着。保護者の皆さまがお迎えいただく中、参加生徒全員が大きなケガ等なく無事に戻ってきました。

わずか2泊3日の校外学習でしたが、そこには学校ではできない数多くの貴重な経験がありました。またどんな所でもきれいに整列することや自分たちで声を掛け合って静かにすることなど、中学校生活で培った力をしっかり発揮することも出来ました。何よりもこの「修学旅行」を学年みんなで経験できたこと、そして一人ひとりに一生に残る思い出になったことは大きな成果だと感じています。

この修学旅行はご家族のみなさまをはじめ、多くの方々のご支援、ご協力があって実施できたものです。そんな方々への感謝の気持ちを胸に、今回の経験を大切な宝物として、また糧として、今後の中学校生活をさらに充実したものとなるよう取り組んでいってほしいと思います。そして、学年全体としてさらなる「誇れる高中」を目指す中で、一人ひとりは将来への希望のもてる進路の実現につなげてくれることを期待します。