vol.39 時間を忘れて 秘湯で贅沢なひとときを(2023年2月号)
vol.39 時間を忘れて 秘湯で贅沢なひとときを
このコーナーは、宝塚市の観光大使である私たちリボンの騎士「サファイア」が、「まちの宝」を紹介するシリーズです。今回は、武田尾温泉を楽しむことができる「紅葉舘 別庭あざれ」をご紹介します。
紅葉舘 別庭あざれは、100年以上の歴史を持つ老舗旅館です。平成16年の水害により一度は休業となったものの、それから4年後に新築で営業を再開されました。
客室は和モダン調で離れ形式になっており、全室に源泉掛け流しの半露天風呂があります。外は自然に囲まれ空気がひんやりとしていますが、全室床暖房完備ですのでお部屋では快適に過ごすことができます。
お部屋にはそれぞれ植物の名前がついており、自然豊かな武田尾らしさを感じられます。1番人気のお部屋は2階建てになっている「おもと」「しゃくなげ」で、2階部分が全てお風呂になっているんですよ。信楽焼の浴槽で見た目にも温もりを感じられます。
他にも、山河に囲まれた癒しの絶景を存分に楽しむことができるガラスを多用したお部屋など、全部で4タイプあるそうです。一度ご宿泊された方も違うお部屋で泊まってみたくなりますね!
また、館内には露天風呂もあり、武庫川のせせらぎを聞きながら秘湯気分をたっぷりと味わえます。開放的な雰囲気と心地よい温泉に身体も心も癒され、リフレッシュできました。日帰り入浴も可能なので気軽に利用できますよ。
「関西の奥座敷」とも呼ばれる武田尾温泉は、1641年(寛永18年)豊臣方の落ち武者であった武田尾直蔵が薪拾いの際に発見したと言われています。関西では珍しいラドン含有温泉で、神経痛や筋肉痛、疲労回復など様々な効能があります。また、体の芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴的なので、寒さの厳しい今の時期にとてもおすすめです!
宝塚駅から電車で約10分というアクセスの良さも魅力の1つですね!
ちなみにお宿の外には足湯があり、こちらでも武田尾温泉を楽しむことができます。
近くにある武田尾廃線敷をハイキングしたあとにいらっしゃる方も多いんだとか。
皆さんも都会の喧噪を離れて、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
【紅葉舘 別庭あざれ】
〒669-1231 兵庫県宝塚市玉瀬字イヅリハ1-47
電話番号 0797-91-0131
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