宝塚市地域福祉計画（第4期）の案について12月26日から1月30日まで意見募集します

ID　1061707　更新日　 2025年12月26日

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皆様のご意見をお聴かせください

令和8年度からスタートする宝塚市地域福祉計画（第4期）の案について、策定の趣旨や内容等について広く公表し、計画内容に市民の皆様や関係者の皆様からのご意見を反映するため、宝塚市市民パブリック・コメント条例にもとづき意見募集を行います。

地域福祉計画とは

地域福祉とは、誰もが住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるよう、地域住民、事業者、地域で活動する団体、行政などの様々な主体が連携・協働して、地域の生活課題に対して地域全体で支え合って解決する仕組みづくりや関係づくりをいいます。

地域福祉計画は、この地域福祉の取組を計画的に推進するための計画で、社会福祉法では、各分野の福祉計画の上位計画と位置づけられていて、福祉の共通理念を掲げるとともに、共通基盤を定める計画となっています。

宝塚市地域福祉計画（第3期）の計画期間が令和7年度で終わることから、同計画（第4期）を策定し、令和8年度から5年間の取組方針等を定めます。

公表する計画案

• 計画概要版の案 （PDF 3.4 MB）
• 計画本編の案 （PDF 7.7 MB）

趣旨・目的・背景

15年後の令和22年（2040年）を迎える頃、宝塚市は、高齢化率が41％、15歳から64歳の生産年齢人口といわれる層は50％を下回る見込みです。これから誰も経験したことのない超高齢社会を迎えることになります。

このような少子高齢化の進行をはじめ、単身世帯の増加、人々の価値観やライフスタイルの多様化など、社会情勢の変化に伴い、社会的孤立、生活困窮、世帯の複合課題など、対応すべき様々な生活課題が増加する中、地縁組織も縮小の一途をたどり地域における支え合いの基盤が弱体化しています。更に、労働力人口が減少するため、今後、福祉サービスを担う専門職など、あらゆる分野で人手不足が一段と深刻化していきます。

これらの中長期的な社会の変化を見据え、地域福祉の推進により目指すことは、地域共生社会の実現です。「地域共生社会」とは、制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画して、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域をともに作っていく社会のことです。

つまり、この地域福祉計画では、住む人、働く人、関わる人など、あらゆる人の幸福を追求していくために、様々な人がつながり、連携や協働を進めていけるよう、分野を超えて取り組む方向性を定めています。

計画案の概要

福祉の共通基盤をより強固にするため、次の4つの目標を定め、その実現のために15の施策を掲げています。

• 基本目標1.　市民一人一人の社会的包摂に対する意識の向上
• 基本目標2.　誰もが活躍できる機会づくり
• 基本目標3.　多様な主体の連携による地域力の向上
• 基本目標4.　包括的な相談支援体制の充実

いずれも、第3期の内容を継承しながら、更なる発展や充実を目指し、第4期では、相談支援に携わる支援者間の連携強化策を打ち立てるとともに、福祉以外の分野との連携・協働を促す取組を増やしています。

また、第4期から新たに、犯罪や非行をした人の立ち直り支援に関する「再犯防止推進計画」と、本人の意思決定を支援する成年後見制度の利用支援に関する「成年後見制度利用支援計画」の内容を盛り込み、3つの計画を一体的に策定しています。

計画案ができるまで

この計画案の策定にあたり、令和7年（2025年）6月に社会福祉審議会に計画策定に関する諮問を行いました。これを受けて、社会福祉審議会において同年6月から10月に6回の審議を実施しました。

社会福祉審議会は知識経験者2人、福祉団体の関係者1人、民生委員・児童委員2人、公共的団体などの代表者2人、公募による市民2人及び関係行政機関の職員1人の計10人で構成されていますが、このたびの計画策定にあたっては、臨時委員7人を新たに委嘱し、小委員会を立ち上げて審議を行いました。

また、福祉活動者へのアンケートや市内の社会福祉法人等の専門職へのヒアリングを実施し、関係者・関係団体の意見の反映に努めています。

• 計画案を審議いただいた社会福祉審議会委員の皆様 （PDF 339.7 KB）

意見の募集期間と提出方法

募集期間

令和7年（2025年）12月26日（金曜日）から令和8年（2026年）1月30日（金曜日）まで

提出方法（1）電子申請による提出

入力フォームに直接、必要事項をご入力ください。

• 入力フォーム（外部リンク）

提出方法（2）意見提出用紙による提出

添付の意見提出用紙に必要事項を記入し提出してください。任意の用紙で提出する場合は、意見提出用紙に記載のある項目（氏名、住所、電話番号等）すべてを明記してください。

意見が複数ある場合は、意見ごとに意見対象箇所（全般もしくは特定部分）が分かるように記載してください。

市役所地域福祉課への提出・郵送・ファクス・電子メールのいずれかの方法により、募集期間内にご提出ください。

• 意見提出用紙 （Word 36.5 KB）

提出先と問い合わせ先

〒665－8665（住所記載不要）「宝塚市役所　健康福祉部　地域福祉課」

電話番号    0797－77－0653（直通）

ファクス   0797－71－1355

Eメールアドレス　m-takarazuka0277@city.takarazuka.lg.jp

注意事項

正確な聴き取りができずご意見を取り違える可能性がありますので、電話などによる口頭での意見提出はできません。

意見の公表について

氏名、住所、電話番号等の個人情報は、一切公表しません。

提出いただいた意見（パブリック・コメント）については、個人の権利利益を害するおそれのある情報等を除き、その全体を取りまとめた上で、意見の採否及び市の考え方とともに市ホームページに掲載するほか、市役所（2階の地域福祉課・市民相談課）、各サービスセンター・サービスステーション、総合福祉センター、健康センター及びフレミラ宝塚で配布します。

なお、提出いただいた意見に対する個別の回答はしませんので、ご了承ください。

個人情報等の取扱について

氏名、住所、電話番号等の個人情報は、厳正に保管し、他の目的には一切使用、提供しません。