宝塚市役所美術館のご案内について

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ID番号 1058481 更新日  2025年1月25日

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宝塚市役所美術館のご案内について

宝塚市役所美術館

宝塚市は、これまで所有していた絵画や彫刻などの美術作品を市役所内で展示してきましたが、この度、展示していなかった絵画も加え、市民の皆様に市役所内で気軽に文化芸術に触れていただける「宝塚市役所美術館」を令和6年12月より開始しました。

また、美術品や建築家・村野藤吾氏の設計による市庁舎を紹介するパンフレットを作成しました。

市役所にお立ち寄りの際は、ぜひパンフレットをお手に取って絵画や彫刻等の美術品をお楽しみください。

パンフレット配布場所

1階

総合案内所

2階

窓口サービス課

3階

文化政策課

4階

管財課
イベント情報 「宝塚市役所美術館ツアー」を開催します! (受付終了いたしました。)

 「宝塚市役所美術館」をより楽しんでいただくため、本市職員による解説を聞きながら美術品や市庁舎を巡る見学ツアーを2/6に開催します!

 当日は、普段は見ることのできない市長室の展示品を公開するほか、本市に作品を寄贈いただいた市内在住の洋画家辻司氏による作品解説も実施します。

 (申込期間:令和7年1月6日~24日)※受付終了いたしました。

 

展示のみどころ

中畑 艸人 (Soujin Nakahata/1912-1999)

 和歌山県生まれ。洋画家。上京後、水彩画から油彩画に転向し、一水会を中心に活躍した。1950年代から競馬で見た馬の美しさに魅了され、馬をテーマに描き続け、日展特選賞を受賞。躍動感あふれる駿馬の描写は国際的にも評価され、「馬の画伯」として知られている。一九六四年から一年かけて渡欧し、イタリアやスペインなどで見た情景なども作品に残している。1973年から亡くなるまで宝塚市に居住し、宝塚を拠点に国内外で活躍。中畑氏の没後、十二点の油彩画が本市に寄贈された。

 

宗像 逸郎 (Itsurou Munakata/1902-1986)

 広島県生まれ。洋画家。独立展、国画会展等に出品を重ね、1943年には文展で特選となる。1942年以降は国画会を中心に活躍。宝塚美術協会第三代会長を務め、1984年宝塚市文化功労者表彰を受ける。対象に即した写実的な描写を重視し、多くの静物画を描いている。

 

上山 哲夫 (Tetsuo Ueyama/1925-1997)

 洋画家。小出卓二に師事し、行動美術協会会員として活躍。宝塚美術協会第四代会長を務める。人形を中心に構成する静物画を多く手がけている。

 

藤飯 治平 (Jihei Fujii/1928-2005)

 西宮市生まれ。1967年、ソ連、中央アジア旅行を経てフランスに留学、パリ大学美術考古研究所で建築史を学ぶ。1973年から安井賞展に出品、連続入選を重ねる。その後もヨーロッパや中東を中心に取材旅行を続け、歴史的建造物をテーマに細密な風景画を描いた。油彩画の他、石版画も多く手がけている。園田学園、仁川学院、兵庫教育大学などで教鞭を執る。日本美術家連盟会員、宝塚美術協会会員。

 

潮見 冲天 (Chuten Shiomi/1941-)

 宝塚市在住。水墨画家。1985年日本南画院展特賞受賞後、日本南画院を中心に活動し、文部大臣賞ほか多数受賞。現在は公益社団法人日本南画院副会長及び審査員、同美術館館長を務めるほか、宝塚日本画協会顧問、宝塚画壇代表、宝塚市展審査員、冲天画塾主宰としても活躍。2012年宝塚市市民文化賞受賞。

 

山市 良子 (Yoshiko Yamaichi/1940-)

 宝塚市在住。日本画家。日本美術家連盟会員。一般社団法人創彩会代表を務め、創彩展では内閣総理大臣賞ほか多数受賞。宝塚日本画協会会長を務めるとともに、同協会展に毎年出品している。宝塚市展審査員や一枝会主宰としても活躍。2023年宝塚市市民文化賞受賞。

 

辻 司 (Tsukasa Tsuji/1933-)

 宝塚市在住。洋画家。行動美術協会会員、日本美術家連盟近畿代表委員。日本の祭りのほか、世界を旅し、スペインや西チベットなど海外で出会った異国文化や仏教美術などをテーマに、数多くの作品を手がけている。大阪芸術大学教授、大阪市立美術研究所講師等を長く務め、後進の育成に貢献。宝塚美術協会第六代会長や宝塚市文化連盟会長を歴任したほか、宝塚市展審査員を長年務めている。大阪市市民表彰文化功労、宝塚市市民文化賞、兵庫県高齢者特別賞受賞。

 

宝塚市役所本庁舎

 北東側に武庫川を臨む敷地に建てられた宝塚市役所本庁舎は、市内在住の著名な建築家・村野藤吾の設計。宝塚らしい特徴のある市庁舎となるよう「近代的にして且つややクラシック風な表現」の構想のもと、1980年に完成した。議場として利用され高くそびえる王冠のような円筒部や、建物の周囲にめぐらされたバルコニーからなる本庁舎は、格調高いヨーロッパの古典建築を思わせ、地域のランドマークにもなっている。また、庁舎内の特筆すべき場所として、L字型の庁舎中央に位置する市民ホールがあげられる。天井からのシャンデリア、壁には赤褐色の炻器質タイルとともに、床に敷き詰められた明色の大理石など、村野が細部にまでこだわった要素が随所に見受けられる。

 

市役所内には、上記に紹介する以外の絵画等も多数展示していますので、お立ち寄りの際は、ぜひパンフレットをお手に取って絵画や彫刻等の美術品をお楽しみください。

このページに関するお問い合わせ

総務部 管財課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎4階
電話:0797-77-2031(管財担当) 0797-77-2100(土地開発公社担当)
ファクス:0797-72-1419
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。