考えよう!広めよう!「新エネルギー」第21回

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ID番号 1012329 更新日  2015年6月10日

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地域利用施設に太陽光発電を!

 今号では、市内で主体的な取り組みとして太陽光発電を設置された自治会の事例を紹介します。

 高松町自治会では、市の指定管理者として高松会館(地域利用施設)の運営業務を行っていますが、貸館業務では節電にも限度があり、電気代の負担が課題となっていました。

 同自治会は、月々の電気代を少しでも減らすことや環境負荷低減のためにも、自分たちで運営する会館に太陽光発電システムを設置できないかと、市の窓口に相談に来られました。市では太陽光発電のメリットなどを自治会にご説明する一方、現在の会館の屋根では通常の太陽光パネルの重さに耐えられないという課題解決も行っていくため、関係者が協議を重ねてきました。また、資金の面で活用できる可能性があるのは国(経済産業省)の補助金(費用の半分)であったため、市と協働で申請することになりました。

高松会館
今年2月に太陽光発電システムを設置した高松会館

 補助金も、無事に採択が決まり、自治会と市は、通常の太陽光パネルよりも超軽量であることを条件として調達を行い、今年2月、太陽光発電の設置工事が完了しました。設置費用の半分は自治会の負担となりましたが、太陽光で発電した電気を優先して使うことで何年か後には採算が取れる予定です。

 今回の取り組みについて、高松町自治会からは「市民と市の協働を改めて実感した!」という感想をいただいており、市と役割分担をしながら、持続可能なまちづくりのために環境の取り組みを実践するという新しい形の協働と言えます。

会館屋上の太陽光パネル
高松会館屋上の太陽光パネル

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〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2070(環境保全担当)
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