がん患者アピアランスサポート事業
がん患者アピアランスサポート事業
薬物療法や放射線療法による脱毛、手術療法による乳房切除など、がん療法による外見(アピアランス)変化に対する不安の軽減や療養生活をよりよく送れるように、医療用ウイッグ等の補正具の購入費用を助成します。(所得要件があります)
対象者(次の要件をすべて満たす方)
1.申請時に宝塚市に住民票を有していること
2.がんと診断され、その治療を受けた又は現に受けていること
3.過去に県内市町から対象補正具と同種の補助を受けていないこと
4.次の所得要件を満たしていること
<所得要件>
対象補正具を購入された方※1 | 前年(1月~6月の申請にあっては前々年)の所得額※2 |
未婚かつ未成年の場合 | 対象補正具を購入された方と生計を一にする親権者全員の所得額の合計が400万円未満 |
未婚かつ成年の場合 | 対象補正具を購入された方の所得額が400万円未満 |
既婚の場合 | 対象補正具を購入された方及びその配偶者の所得額の合計が400万円未満 |
※1 対象補正具を購入された方とは、助成対象者ご本人のことです。
※2 本制度の所得額は、児童手当法施行令第3条に定める所得額で、総所得額から諸控除額(社会保険料等の控除8万円(一律)、医療費控除額等の合計額)を差し引いた後の額になります。
対象補正具と助成額
購入費用が助成上限額に満たない場合は、実費額を助成します。
医療用ウィッグ | 乳房補正具A、Bのいずれか | |
上限5万円 | A 補正下着 上限1万円 |
B 人工乳房 上限5万円 |
がん治療に伴う脱毛に対応するため、一時的に着用する医療用のもの(装着時に皮膚を保護するネット含む)。 1人1台に限る。 |
外科的治療等による乳房の形の変化に対応するための補正下着(下着とともに使用するパッド含む)複数枚可。 | 人工乳房(乳房再建術等によって体内に埋め込まれたものを除く)。※ |
*医療用ウイッグ、または乳房補正具は、それぞれ1回限りの助成です。 *付属品及びケア用品(クリーナー、リンス及びブラシ等)、購入のために要した交通費及び郵送費等は対象外です。 *人工乳房は直接皮膚に貼りつけて使用するもので、領収証に人工乳房の記載があるものとなります(人工乳頭も含む)。 |
※人工乳房は、両側乳がんを除き、1人1台に限る。両側乳がんの場合のみ2台まで助成対象(補助上限額は5万円)
申請書類
必ず必要な書類
1.申請書兼請求書
市ホームページからダウンロードできます。また、宝塚市立健康センター窓口にあります。
2.治療に関する説明書や診断書、治療方針計画書など:次のア、イ両方を満たすこと(写し可)。
ア がん治療を受けた、または現に受けていることを証明する書類
イ がん治療に伴う脱毛又は外科的治療などによる乳房の変形を証明する書類
※生命保険申請書類やお薬手帳のコピーなども可。いずれもない場合は医師による証明書類が必要です。
また、診断書等に要した費用は助成対象外です。
3.対象補正具の購入にかかる領収証
申請者の氏名、購入年月日、品名、金額、台数の記載のあるもの(写し可)。
これらに加えて、医療用ウイッグは医療用であることが、乳房補正具は補正下着又は人工乳房であることが、備考などに記載されているもの。
4.助成金の振込を希望する金融機関の通帳等カナ名義及び口座番号の確認できるものの写し
条件により省略可能な書類
申請の際に住民基本台帳、住民税課税資料等により世帯状況や所得額の確認を行うことに同意した場合、書類の提出が省略可能です。
ただし、所得を証明できる書類については、転入により対象年の所得が宝塚市で確認できない場合は提出が必要です。
1.世帯の住民票
発行から3か月以内であり、個人番号(マイナンバー)の記載のないもの(写し可)。
2.所得を証明できる書類:次の表に記載する所得を証明できる書類(写し可)。
1月~6月の申請の場合は前々年、7月~12月の申請の場合は前年の所得に係るもの。
対象補正具を購入された方 | 必要書類(市・県民税の税額通知者又は確定申告書の控えなど) |
未婚かつ未成年の場合 | 対象補正具を購入された方と生計を一にする親権者全員の所得額がわかる書類 |
未婚かつ成年の場合 | 対象補正具を購入された方の所得額がわかる書類 |
既婚の場合 | 対象補正具を購入された方及びその配偶者の所得額がわかる書類 |
申請期限
- 4月から12月までに対象補正具を購入した場合:購入日の属する年度内(3月31日まで)
- 1月から3月までに対象補正具を購入した場合:購入日の翌日から90日以内
申請方法
申請書類を宝塚市立健康センターまで郵送または来所にてご提出ください。
承認・助成金の振込
申請された書類を審査し、承認(不承認)決定通知を後日送付します。
申請から助成金の振込まで2か月程度かかります。
添付ファイル
がん患者等の妊孕性(にんようせい)への支援(兵庫県)
兵庫県小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性(にんようせい)温存療法研究促進事業
※AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に、思春期(15歳~)から30歳代までの世代を指しています。
がん等の治療は、生殖機能に影響を及ぼし、妊娠する力・妊娠させる力(妊孕性)が低下したり、失われたりするおそれがあります。
そこで、兵庫県では、将来子どもを産み育てることを望む小児・AYA世代のがん患者等が希望をもってがん治療等に取り組めるように、将来子どもを出産することができる可能性を温存するための「妊孕性温存療法」及び「妊孕性温存療法」により凍結した検体を用いた生殖補助医療等(以下「温存後生殖補助医療」という。)」にかかる費用の一部を助成を行なっています。
詳しくは兵庫県 保健医療部 感染症等対策室 疾病対策課 がん・難病対策班までお問い合わせください。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
電話:0797-86-0056 ファクス:0797-83-2421
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。