宝塚市大使 やすみりえの「川柳日和り」第22回結果
第22回入選作品
第22回目のお題
あの日から30年、防災・減災
天
暗闇に 光る一筋 希望の灯 TONA 様
◆やすみさんの講評◆
懐中電灯の明かりの有難さを詠まれたとのこと。句の中の言葉からは、当時の震災を乗り越えていく力強さも感じられました。
地
繋がりが 災害時の 命綱 福西容子 様
◆やすみさんの講評◆
今一度、身の回りを見渡してみたくなる一句。私たちは支え合いの大切さを震災から学びました。
人
つらいけど 話すときっと つながるよ 山下幸子 様
◆やすみさんの講評◆
優しい言葉の十七音です。さまざまな思いで過ごしてきた30年、これからも震災について語り合うことを大切にしたいものです。
佳作・準佳作
佳作
- 復興に支援のバトンゴールなし せいこ 様
- 日頃より声かけあって助けあい 宇野麗子 様
- 震災後ルート確認癖になり 高福誠 様
【準佳作】
- じいちゃんと防災マップで散歩する まなみ 様
- とぼとぼと歩いたあの日花の道 打田倫子 様
- 夢の中ガタットゆれて飛びおきる 横田百合子 様
- 手をとって互いに無事の30年 谷水和海 様
- ホイッスル今でも私の枕元 山川唯起子 様
※入選作品(やすみさんの講評付き)と佳作作品は、広報たからづか12月号にも掲載しています。ぜひご覧ください。
やすみりえさんからのワンポイントアドバイス
今回は、震災での体験や日頃の防災について句を詠んでいただきました。句には祈りや願い、哀悼を込めることができます。皆さんそれぞれのお気持ちが、こちらにまっすぐ響いてくる作品をありがとうございました。
やすみりえ先生の一句
「瓦礫(がれき)踏み歩く会いたい人がいる」
震災後、瓦礫のあふれる街は本当に悲惨なものでした。私はあの風景をいつまでも忘れることはありません。その想いをこれからも川柳に託したいと思います。
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