宝塚市大使 やすみりえの「川柳日和り」第22回結果

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ID番号 1057964 更新日  2024年11月28日

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第22回入選作品

第22回目のお題

あの日から30年、防災・減災

暗闇に 光る一筋 希望の灯  TONA 様

◆やすみさんの講評◆
懐中電灯の明かりの有難さを詠まれたとのこと。句の中の言葉からは、当時の震災を乗り越えていく力強さも感じられました。

繋がりが 災害時の 命綱   福西容子 様

◆やすみさんの講評◆
今一度、身の回りを見渡してみたくなる一句。私たちは支え合いの大切さを震災から学びました。

つらいけど 話すときっと つながるよ   山下幸子 様

◆やすみさんの講評◆
優しい言葉の十七音です。さまざまな思いで過ごしてきた30年、これからも震災について語り合うことを大切にしたいものです。

佳作・準佳作

佳作

  • 復興に支援のバトンゴールなし      せいこ  様
  • 日頃より声かけあって助けあい      宇野麗子 様
  • 震災後ルート確認癖になり        高福誠  様

【準佳作】

  • じいちゃんと防災マップで散歩する    まなみ 様
  • とぼとぼと歩いたあの日花の道      打田倫子 様
  • 夢の中ガタットゆれて飛びおきる       横田百合子 様
  • 手をとって互いに無事の30年             谷水和海 様
  • ホイッスル今でも私の枕元               山川唯起子 様

※入選作品(やすみさんの講評付き)と佳作作品は、広報たからづか12月号にも掲載しています。ぜひご覧ください。

やすみりえさんからのワンポイントアドバイス

今回は、震災での体験や日頃の防災について句を詠んでいただきました。句には祈りや願い、哀悼を込めることができます。皆さんそれぞれのお気持ちが、こちらにまっすぐ響いてくる作品をありがとうございました。

やすみりえ先生の一句 

「瓦礫(がれき)踏み歩く会いたい人がいる」

震災後、瓦礫のあふれる街は本当に悲惨なものでした。私はあの風景をいつまでも忘れることはありません。その想いをこれからも川柳に託したいと思います。

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