石川県穴水町への災害応援活動を行いました
石川県穴水町への災害応援活動を行いました
1月1日に発生した令和6年能登半島地震によって北陸地方が甚大な被害に見舞われました。とりわけ、水道施設は壊滅的な被害を受けており、断水が長期化しています。
現在、全国各地の水道事業体が生活維持のための「給水支援活動」と、日常生活を取り戻すための「応急復旧活動」が並行して行われています。
本市、上下水道局は2月19日から1週間にわたり応急復旧活動を支援するため、穴水町へ経験豊富な技術職員を3名派遣しました。
被害にあわれた方々が一日も早く日常生活に戻れるよう、今後も支援を続けていきます。
災害応援活動とは・・?
A.全国の水道事業体で構成されている公益社団法人「日本水道協会」が水道事業に係る災害応援体制を統制しています。そのなかで、宝塚市が所属する関西地方支部は能登町・穴水町を担当地域としています。
A.まず、日本水道協会の阪神ブロックに応援を要請し、それでもなお対応が困難な場合は兵庫県支部、さらに他の地方支部へと応援要請を拡大します。この要請により、水道管復旧までの日常生活に必要な給水応援や、被害を受けた水道管の修繕などの支援を受けることができます。全国の水道事業体は、日ごろから県や地方の垣根を越えた交流や情報共有を行っており、その連帯感は「水道一家」とも称されます。本市では、水道事業のほかにもさまざまな災害協定の締結や災害対策を行っています。
現地での応急復旧作業
派遣された職員の体験や感想
(職員)
私たちは水道管路の応急復旧活動として、管路通水作業、漏水調査に従事しました。
水道管路の大部分は地中に埋まっており、被害状況が確認しずらい中、地震で損傷した箇所を音調棒や探査機を頼りに発見し、通水区間の延伸を図り、断水戸数を減らす作業を行いました。
結果、水道水という生活になくてはならないものを被災者の家々に2ヵ月ぶりに届けることができました。
本市でも水道管の耐震化を進めていますが、有事に備えてより加速するべきだと感じました。
(職員)
私たちは神戸市の職員と連携し、穴水町の水道管路施設の破損状況調査及び復旧支援業務に従事しました。
業務の中で、地元住民の方とお話する機会が多くあり、お風呂に入れないことや洗濯ができないことが一番大変という声を多く聞き、自分の業務は市民の生活にとって重要なことだと改めて感じました。
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このページに関するお問い合わせ
上下水道局 経営管理部 総務課
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