水(みず)の循環(じゅんかん)と関係施設(かんけいしせつ)

(1)地球上(ちきゅうじょう)の水(みず)は、太陽(たいよう)の熱(ねつ)で海(うみ)や陸(りく)から蒸発(じょうはつ)し、蒸気(じょうき)となって空(そら)へのぼります。
(2)空にのぼった蒸気は冷(ひ)やされ、小(ちい)さな水の粒(つぶ)となり、集(あつ)まって雲(くも)になります。雲の中(なか)で小さな粒はしだいに大(おお)きくなり、やがて雨(あめ)や雪(ゆき)となって地上(ちじょう)へ降(ふ)りそそぎます。
宝塚市(たからづかし)では降った雨や雪が(3)川下川(かわしもがわ)ダムに貯(た)まり導水管(どうすいかん)を通(とお)って、(4)惣川浄水場(そうかわじょうすいじょう)に運(はこ)ばれます。また雨や雪は地面(じめん)に染(し)み込(こ)み、(5)地下水(ちかすい)となります。この地下水を井戸(いど)から取水(しゅすい)しているのが(6)小浜浄水場(こはまじょうすいじょう)です。浄水場(じょうすいじょう)でキレイになった水は(7)加圧所(かあつしょ)のポンプの力(ちから)を利用(りよう)したり、(8)配水池(はいすいち)に運ばれたりしてから、みなさんの家(いえ)に届(とど)けられます。
みなさんが洗面所(せんめんしょ)、お風呂(ふろ)やトイレなどで使(つか)った水は、下水道管(げすいどうかん)を通って(9)武庫川下流浄化(むこがわかりゅうじょうか)センターや、猪名川流域下水道原田処理場(いながわりゅういきげすいどうはらだしょりじょう)に運ばれ、汚(よご)れた水をキレイな水にしてから海や川(かわ)に戻(もど)しています。
(3)川下川ダム(かわしもがわダム)

使い始(はじ)めた日(ひ):昭和(しょうわ)52年(ねん)4月(がつ) 形(かたち):中心(ちゅうしん)コア型(がた)ロックフィルダム
高(たか)さ:45メートル
長(なが)さ:262メートル
貯(た)められる水の量(りょう):2,650,000立方(りっぽう)メートル ダムに貯まっている水の深(ふか)さ:25メートル
(4)惣川浄水場(そうかわじょうすいじょう)

使い始めた日:昭和52年4月
水源(すいげん):川下川(かわしもがわ)ダムからの水
施設能力(しせつのうりょく):1日あたり25,000立方メートル(500ミリリットルのペットボトル5,000万本分(まんぼんぶん)の水を作(つく)ることができます。
(6)小浜浄水場(こはまじょうすいじょう)

使い始めた日:昭和36年7月
水源:深井戸(ふかいど)、浅井戸(あさいど)
施設能力:1日あたり18,100立方メートル (500ミリリットルのペットボトル3,620万本分の水を作ることができます。
(7)山手台下加圧所(やまてだいしもかあつしょ)

使い始めた日:平成(へいせい)5年
この他(ほか)にも市内(しない)には27カ所(しょ)の加圧所があります。
(8)中筋下配水池(なかすじしもはいすいち)

使い始めた日:平成5年
施設能力:水を貯められる最大量(さいだいりょう)3,800立方メートル(500ミリリットルのペットボトル760万本分)
この他にも市内には47カ所の配水池があります。
(9)武庫川下流浄化(むこがわかりゅうじょうか)センター

宝塚市、尼崎市(あまがさきし)、西宮市(にしのみやし)、伊丹市(いたみし)の約(やく)61万人(まんにん)の下水(げすい)を処理(しょり)しています。1日あたり357,000立方メートルの下水を処理することができます。
処理面積(しょりめんせき) 5,962.5ha(へくたーる)
猪名川流域下水道原田処理場(いながわりゅういきげすいどうはらだしょりじょう)

大阪府(おおさかふ)と兵庫県(ひょうごけん)の6市(し)2町(ちょう)(豊中市(とよなかし)・池田市(いけだし)・箕面市(みのおし)・豊能町(とよのちょう)・宝塚市・伊丹市・川西市(かわにしし)・猪名川町(いながわちょう))の約81万人の下水を処理しています。1日あたり546,300立方メートルの下水を処理することができます。
処理面積 12,155.5ha
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