令和8年1月号 住宅のリースバック契約は慎重に検討を!
住宅のリースバック契約は慎重に検討を!
自宅(マンション、一戸建て住宅)を売却する契約と同時に、その不動産の賃賃借契約を結んで、家賃を払いながら同じ家に住み続けるという「住宅のリースバック」の契約に関する相談が増加しています。
【事例1】高齢の両親が、不動産業者からの長時間にわたるしつこい勧誘に根負けし、契約書にサインしてしまった。後日解約を申し出たら「解約するには違約金がかかる」と言われた。両親は契約内容を理解しておらず納得していない。
【事例2】不動産業者から「自宅を買い取り、代金を一括で支払う。家賃6万円で、そのまま住み続けられる。」と言われ、生活費に困っていたため承諾した。3年後、家賃が突然11万円に値上がりし、「払えないのであれば早急に退去してほしい。」と言われた。
【アドバイス】
- 消費者が不動産業者に自宅を売却する場合、消費者が売り手となるため、クーリング・オフはできません。家賃変動のリスクを考え、安易に契約をしないようにしましょう。
- 身近に高齢者がいる場合は、日頃から生活や言動などを見守り、変化に気付くことも重要です。
商品やサービスに関する契約トラブルの相談は
消費生活相談専用電話:0797-81-0999、消費者ホットライン:188
このページに関するお問い合わせ
産業文化部 消費生活センター
〒665-0852 宝塚市売布2丁目5番1号 ピピアめふ1・5階
電話:0797-81-4185 ファクス:0797-83-1011
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