事業の整理とこれからの政策を含む行財政改革(令和7年度)
行財政改革の方針~どういう視点で見直しを進めているのか~
5つの視点で見直しを進め「あたらしい時代への転換」を図ります。
(1) 時代にあった「持続可能」な政策への転換
(2) 財政の数値達成が目的ではない
(3) 自立支援を促す「あたらしい福祉のあり方」への転換
(4) 目的と実体が合わなくなった事業の整理
(5) 受益者・非受益者に対する公平性の確保

見直しを実施するもの
市は市民の皆さんの暮らしを守りながら、安定した行政サービスを次世代に引き継ぐため、事業の見直しについて、「市民と市長の対話ひろば」をはじめ関係団体とも対話をしながら検討を進めてきました。このたび、一部を除き、以下のとおり各項目の見直し内容を決定しましたのでお知らせします。
3月末での廃止を決定し、1月下旬に対象者へ案内文書を発送しました。
(障碍(がい)高齢者タクシー運賃助成は現行どおり継続します)
利用しているデジタルドリルなどを活用して、市内中学生の学力向上を図る形に変更予定です。
希望する自治会・まちづくり協議会へ譲渡し、その他を順次撤去します。
令和8年度からの運用開始へ向けて調整中です。
6月末での廃止を決定し、1月下旬に対象者へ案内文書を発送しました。
改定内容の詳細は、「手数料・使用料の改定について」をご参照ください。
料金単価:100円/30分から100円/20分に改訂します。
12月29日から1月3日を除き、8時から21時は入庫後1時間無料です。
よくある質問
高齢者バス・タクシー運賃助成の廃止について
助成券の有効期限はいつまでですか?
令和7年度に配布した助成券の有効期限は令和8年3月31日です。
期限を過ぎると助成券は使用できませんので、ご注意ください。
寿回数券(バス回数券)の有効期限はいつまでですか?
有効期限はないため、令和8年4月1日以降も利用できます。
(運賃改定による値上げがあった場合は、差額を現金でお支払いください)
購入した寿回数券(バス回数券)の払い戻しは可能ですか?
誠に申し訳ありませんが、寿回数券(バス回数券)は、未使用であっても払い戻しはできません。
お買い間違いのないよう、ご注意ください。
(高齢)障害者(児)医療費助成のうち「身体障害4級」の廃止について
今持っている受給者証はどうすれば良いでしょうか。今後の流れについて教えてください。
受給者証は本年6月末まで有効です。引き続きお手元に保管のうえ、ご利用ください。
また、有効期間満了後は返却等のお手続きは不要です。ご自宅などで破棄していただきますようお願いいたします。
廃止後、どれくらい負担増となるのかを教えてください。
本年7月1日以降、基本的にはご自身が加入されている健康保険で定められている負担割合に応じた自己負担額を、各医療機関などでお支払いいただくこととなります。
見直しを調整しているもの
令和8年度から放送業務委託料を段階的に減額し、令和10年度には令和6年度比で半額にする方針を決定しました。併せて、筆頭株主として、今後の運営のあり方について協議しています。
これからの政策について
今後も、収支のバランスを保ちながら、必要な行政サービスの実施や以下の政策を実現していけるよう、時代に即した政策への転換を進めます。
・市立病院を中心とした医療・福祉・介護・保健に係る「たからづかモデル」の構築
・売布地域に福祉の新施設建設とともに福祉の拠点づくり
・一人ひとりにあった多角的な就労支援のあり方検討(産業分野と連携)
・国際バカロレア教育でつなぐ幼・小・中で一貫性のある探究型教育へ~市内全域から通える特認校(西谷地区)での実現へ向けて~
・市内県立4高校との緊密な連携によるひとづくり・まちづくり
・放課後の児童の居場所について包括的な検討
・西谷地域などで持続可能な公共交通の構築
・シェアサイクルなど市内全域における新たな移動手段の導入へ
・中山台ニュータウンをモデルとした公民連携でのニュータウン再生
・困っている市民を適切な窓口等へナビする仕組みを創設
・手塚治虫氏生誕100年(令和10年)に向けた賑わいづくり~唯一無二の手塚治虫記念館のあるまちづくり~
・花のみちから文化芸術センター(愛称:たからば)周辺をマンガ・アニメの聖地へ
・多様な主体との連携による新たな農の価値創出
【広報たからづか2月号掲載】市長メッセージ(抜粋)
事業見直しでは、対話ひろばや、ホームページ、また市議会議員の皆さまなどを通して、多くの市民の皆さまから貴重なご意見をいただきました。本当にありがとうございました。
対話を重ねて作り上げてきた事業見直しのパッケージですが、条例改正を伴うものなどに関しては、昨年末の12月市議会で出されたさまざまなご意見をしっかりと受け止め、概ねご了承いただきました。特に大きな修正なく、当初、市としてお示しした方向で進めることとしました。
ただ、エフエム宝塚に関しては、市からの放送業務委託料は予定どおり3年かけて半減していく方針としましたが、業務内容の方向性については筆頭株主として協議を続けているところです。
なお、高齢者バス・タクシー運賃助成制度や(高齢)障害者(児)医療費助成のうち身体障害4級の対象の方には、廃止の案内をお送りしています。
一方、国の交付金を活用した宝塚市の物価高騰対策としては、総額約19億円の規模で、子育て世帯向けに子ども1人当たり2万円を支給するほか、市民1人当たり3千円相当(今回の事業見直しでご負担をおかけした高齢者の皆さまには1人当たり3千円分の追加、住民税非課税世帯には同じく世帯員1人当たり千円分の追加)の商品券を配布することなどが決まっています。その他の対策に関しては改めてご報告します。
【広報たからづか12月号掲載】市長メッセージ(全文)
次世代に負担を押し付けないために
宝塚市は現在、財政が赤字になっていて、その要因はさまざまありますが、このままだと10年間で63億円の赤字が出てしまう見込みです。そんな自治体に安心して住めるでしょうか。また、私たちの未来の世代に赤字を押しつけてよいでしょうか。そして、単に赤字を減らすために、表面的で長続きしないことが分かっていながら、課題を先送りするような自治体を信頼できるでしょうか。
社会情勢の変化に対応した事業の見直し
まずは、社会状況が変化してしまったために、事業の目的とその実態が合わなくなったものを整理することにしました。例えば、青少年育成市民会議は子どもたちの非行が課題となり、地域と学校を結ぶために1978年に設置されましたが、数十年を経て、学校運営協議会(コミュニティスクール)が各学校に設置され、違う形で子どもたちを支援することができるようになりました。高齢者バス・タクシー運賃助成制度も、当初の目的であった高齢者の社会参加のための活動機会や取り組みが多く作られました。また、広報板やエフエム宝塚、フラワー都市交流といった事業も事業開始当初とは大きく社会情勢が変化し、見直していく考えです。これまでご尽力いただき、さまざまな立場から各事業を支えていただいた皆さまには敬意を表します。
不公平感を解消するための取り組み
その事業の恩恵を受ける市民と、納税のみをしていただいている市民との不公平感が大きくなっている事業も見直すことにしました。例えば、公共施設の貸室利用をはじめとした各種の使用料や手数料などの適正化が、それに含まれます。また、近隣の市町と比較しての公平性も重要な要素です。現在、宝塚市では障害等級の用件を拡大して医療費助成をしていますが、宝塚市を除く県内40市町のうち、2市を除いて身体障害者4級の方への助成はなく、助成のある2市においても、制限(入院費用のみなど)を設けた助成となっており、宝塚市だけ突出した助成制度となっています。
「弱者支援」から「自立支援へ」
「弱者」と考えられる人々を助けるという旧来の福祉の考え方から、自立のための手助けをするという現代の福祉の考え方への転換も重要です。障碍(がい)福祉基金の活用方法としては、当事者の皆さまのご意見を伺う中で、個別的な障害福祉サービスの必要性もさることながら、障害のあるひとも、高齢者も、子どもや子育て中のひとも、全てのひとを対象とできる施設を作ることを提案したいと考えています。
全国的に見たときに、今回整理や廃止にあがっている事業は、元々実施していないものや、すでに廃止している自治体も多く、これらの事業を続けてきたこと、続けていくことは宝塚市の財政を苦しくさせ、課題を将来に先送りすることになると考えました。
「未来志向」の政策転換
一方で、未来志向への政策転換もしていく予定です。例えば、宝塚市には坂が多く移動が困難ですが、電車の駅が多いという利点を生かし、新しいモビリティの普及を踏まえた公共交通の在り方を検討していくこと。その先駆けとして、坂の多いニュータウン再生の実証実験を中山台で行うこと。また、医療を中心とした福祉、介護、保健を包括する拠点を市立病院を中心に作り、売布地域には新しい施設を含めた福祉の拠点を整備していくこと。市内全域の子どもたちが享受できる国際標準の新しい探求型の公教育の拠点を西谷に作ること。このように安心して宝塚市で暮らしていただける取り組みも実施していきます。
皆さまへのお願いと未来の宝塚
今回の事業整理のためにお困りになってしまう市民の皆さまには本当に心苦しく思っています。一方で、未来の世代の負担を減らすためにも、そして、より住み心地が良く、ワクワクする新しい宝塚市に変わっていくためにも、市民の代表として選んでいただいた市長としての考えをご理解いただけることを心から願っています。
【参考】市民と市長の対話ひろば 資料 (11月実施テーマ【行財政改革】)
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