宝塚市・川西市・猪名川町消防の連携・協力について

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 宝塚市、川西市及び猪名川町の2市1町については、消防広域化の実現のため、平成22年から平成25年まで協議を重ねたものの、各種の困難な課題が抽出され、実現には至っていません。
 しかしながら、消防の広域化に至らなくとも、消防力を強化していくため、地域の実情に応じ、消防事務の一部を柔軟に連携・協力する「消防の連携・協力」を推進するよう総務省消防庁の方針が示されており、本市も消防指令業務の共同運用や相互の応援出動など、下記のとおり各種の取組を進めている状況です。

(1)消防指令業務の共同運用
 宝塚市消防本部の4階部分に共同設置した「宝塚市・川西市・猪名川町消防指令センター」において、119番通報の受信から出動車両の選定、無線統制などを行う通信指令業務を共同で実施しています。

(2)消防自動車及び救急自動車の相互応援出動
 火災や救急等の事案において、ポンプ車や救急車の現場到着時間を短縮するため、2市1町が共同で運用している高機能消防指令システムを活用して、各市町の隣接地域において効果的な相互応援体制を整えています。

(3)警防関係業務の連携協力
 警防関係業務では、特異な火災の原因調査へ相互協力するとともに、隣接地域への市町域を超えた区域外警防調査や各消防署での合同訓練などを実施しています。

(4)予防関係業務の連携協力
 予防関係業務では、2市1町の予防担当職員で構成する高度査察隊による大規模な建物の完成検査への相互協力等を実施するとともに、合同研修の開催などを行っています。